志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

異常な現象が次から次へと溢れているのらしい日本、世界!

2012-05-17 06:47:26 | グローカルな文化現象
               (光と影)

ツイターを見るだけで、多様な声がエコーしているのだが、日本の異様な現象に驚く。集団動物の人間集団の反応に過去と同じパターンが表に出てくることに危惧を覚える。

ある集団を敵視したり、ネット社会のある突出に国・警察が強制的に介入したりする。それだけではない。確かにスペインのように高い失業率ゆえに怒りを表に出す、闇の中の光には希望があると書いた方がいた。日本の若者は怒りの前に萎えて自らを殺してしまう、殺されて消されるシステムだとーー。現在のホラーがこのように明るい日差しの下で繰り返されている。一人一人と消されていく。



  《泥まみれの母さん》

建前の法概念・言葉の掟があり、そしてー、


ただゆらゆらと歩いてその背後から銃撃があり、
次々とゆらゆらと倒れていく

戦場の
死んだ母親のまわりではいずりまわる
赤子が愛らしく
微笑む

振り向く間合いもない
人は泥道を歩く

泥を手ですくい
泥をなめる
泥まみれ
泥になる
赤子

透明な闇
透明な光
透明なことば
透明な明日

透明な中に虫になる
虫の皮を脱ごうと喘ぐ
さなぎになり飛ぶ日を
夢見る

時の川を泳ぐ
体内時計と体外時計が
  ずれる

そして
溺れ死ぬ

もういいじゃないの
疲れたから
もう休んでいいのよ
十分虫と闘ったのだから

泥をなめ
泥になる
赤子
泥まみれ

 世界が泥まみれ
 泥の中から
 這い上がる
 手立て
 
  透明なる
  民主主義
  透明なる
  電波空間
   
    果てしなく
     手でつかめない

      つかめるものは
       身近にいても
        つかめない
         君の身体
         そこも
         空洞になりつつあり

       実態がなく
      大きな口が開いたまま

   かつての温かい
   母の身体
   もとめてもとめて
    泥をひたすらなめ
     なめてなめて
      どろまみれ
       母さん
        泥の母さん

         温かい血の匂い

       (2分間に一人の妊婦が死ぬ世界、FENニュース、1分だったか)   

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