(『八月十五夜の茶屋』 沖縄占領統治1945、彩流社、2200円、梓澤 登翻訳、ヴァーン・スナイダー著)
気になる翻訳の登場です!読みやすく、わかりいいのかもしれませんね。
2011年の9月10日に県立博物館・美術館で映写と「八月十五夜の茶屋」小説、演劇、映画の比較検証」のシンポジウムを開催した時、田場由美雄さんも参加していましたね。梓澤登さんと田場さんは懇意の仲で、田場さ . . . 本文を読む
太陽が最も北寄りに位置する6月21日夏至の日、標高555メートルの「朝熊(あさま)ケ岳・朝熊山」(伊勢市)山頂から直線距離で 203キロ離れた霊峰・富士山が一瞬だけ顔を出した。 同山へ車で登るには観光有料道路「伊勢志摩スカイライン」を通らないと登ることができないが、「今年試験的に夏至の日だけを 開門した」と、道路を管理する三重県観光開発(津市)の西村さん。この日の日の . . . 本文を読む
(三途の川で見る美しい幻想)
「67年目の戦争は昔話ではない。おじいちゃんおばあちゃんが戦争を生き抜いてくれたからあなたは生まれることができた。あなたの体には沖縄戦を生き抜いた人の血が流れている」
このコピーは生きていた。生きることが嫌になり自殺を図った主人公ニイナ。いつしかあの世の入り口・三途の川にいた。川を渡ろうとすると見知らぬ男が現れ、見せたいものが . . . 本文を読む
(シャイヤステ榮子さんと鶴田厚子さん、MO時代からの友人!)
彼女たちの語りのパッションに引きこまれてただ耳をすましていた。その生涯の体験の物語に肝心が揺り動かされるままに座っていた。あれから何十年たったのか、彼女たちのことばの中から滲んでくる真実、アル中のリアルな話や、アフリカやアジアの国々の話などなど、それらのなかで自らが語ることを忘れていた。人間の一生の物 . . . 本文を読む
《赤いハイビスカス》
刹那の輝きに雨が嫉妬して君の首を打ったのね
でも落ちた君の顔はそれでも目を惹きつける
美しい君の思い出を写真に撮るね
君は私かもしれない
刹那の輝き
あっという間の . . . 本文を読む
(今日は少し角度を変えてみました!)
こんな小さな蛹から美しい蝶が誕生するということ、ただ生命の奇跡を思わずをえません。そういえば17日に日本経済新聞のコラムを読んでいると、昆虫の生態研究の面白い事例が書かれていました。ある細菌が幼虫の中に入ってその神経系統を支配して植物の木の頂上まであえて移動させて、小鳥たちに食される仕組を作るというのである。
(蛹になっ . . . 本文を読む
衝撃的だったのは、ふじ学徒隊の女子学生たちの犠牲が少なかった背景に、彼女たちが属した隊の軍医2人の死生観や慈悲の心がまたあったということかもしれない。日本兵=悪の構図で捉えられない極限の物語がまたそこから溢れてきた。青酸カリで殺さなかった中尉がいた。重症患者を見捨てなかった彼らの指針は少女たちを最後まで戦場に放り投げなかった意志も貫かれていた。彼女たちを守りたいという義侠心が贖罪感がそこに流れてい . . . 本文を読む
(梅雨の季節にもコウロギはこの草むらの中で鳴いています。会いたい、君に会いたいと!)
これも詩ということにしますね!生きている間のときめき!浮世から消えたらときめきも消えますね!
《ことばを交わすことは奇跡なんですよ》
いつになったら言葉がかわせるのだろう?
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(だいぶ葉っぱが少なくなっています。小さい幼虫を昨日は一匹みたのですが、大丈夫かな?雉鳩さんが歩いているけどー)
何と雉鳩さんがゆったりと歩いている後ろ姿を見たのです。味をしめてこのへんを歩きまわっているのかと、やはり胸が痛みます。幸い台風はそれたようで、蛹は大丈夫でした。寒い冬場に比べて早く蛹から蝶になるとのこと、ほんとうかな?一昨年の冬は確かに一月も蛹のままだった。18日から . . . 本文を読む