前回のブログで、GARMINの「ANT+」という電波方式の心拍センサーの信号をスマホで受信できないか、について検討する旨を書きましたが結果、失敗でした。
WindowsPCの場合だと、「ANT+」の電波を受信して心拍データをUSBに流し込んでくれる「AZ4U」ドングルがあります。
この「AZ4U」ドングルの取説にも一応は「対応OSはwindows7 windouws8 windows10 Mac OS」となっていてスマホのOS記述はありません。
でも、スマホにもPCと接続するUSBが付いているので、裏技的に使えたりしないか?
なんて、密かに期待したわけです。
早速実験してみました。
スマホと接続するには、まずは物理的に接続出来なければどうにもなりません。
スマホのUSBの口とドングル側のUSBの口は当然合いません。
そうなんです。このままでは接続できません。
そこで、手持ちのメスーメスのUSBの中継コネクタを使って接続しました。
さて、次にスマホ側で心拍データが取得できるかです。
最初に結果を書いたのでお分かりかと思いますが、やっぱり何もデータを取り込んではくれませんでした。
PCの場合だと、デバイスマネージャーにドングルが表示されますが、スマホの場合認識すらしていない模様。
同じようなこと考えている方、これから考えるかも知れない方。
やるだけ無駄のようです。
Bluetoothの電波を出すハートレートセンサーを買ったほうが良さそうです。
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早速、注文しました。
CATEYEの心拍センサーでHR-12というBluetooth電波で通信できるハートレートセンサーです。
本日午後に届きました。
ベルトと接続するスナップボタンはGARMINと全く同じなので、ベルトも共有することが出来ます。
スマホのBluetooth機器管理画面にも「CATEYE_HRM」という名称で認識されています。
その後、「my e-training」のパラメータ→設定→トレーナーリスト→次→センサータイプ(Bluetooth選択)→次→追加センサー(OK)→心拍ベルト設定(設定)→「センサータイプ選択」
と来たところで、「Bluetooth」を選択して「OK」ボタンをタップすると、
写真の様にCATEYEの心拍センサーを捕捉します。
この状態で実際にトレーニングを開始すると心拍数が表示されました。
なお、このアプリは実際にトレーニングを開始しないと心拍数は表示されません。
更に言うと、ローラー台のが動作状態(電源ON)にないとローラー台が発するデータではない心拍センサーのデーターもこのアプリでは表示されませんのでご注意ください。
やっとこれで全てのデーターが表示できるようになりました。
なお、誤解をされると困るので再度書きますが、今回のBluetoothの心拍センサーが必要になるのは、「my e-training」がスマホでしか動作しないため、スマホで受信可能なBluetooth信号の心拍センサーが必要な場合で、「my e-training」でトレーニングしない方は不要です。
PCでZwiftを楽しむ場合には、本来自分がこれまで使っていた「ANT+」の電波のセンサー信号をPCで受信するための「AZ4U」ドングルを買えば既存のセンサーをそのまま使えます。
この方が安く済みます。
なお、「ELITE DIRETO」本体はどちらの信号方式にも対応しているので全く問題ありません。
少しでも参考になれば幸いです。
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