今日は退職者説明会で、退職に向けたノウハウや手続きについての講習会兼手続きがあり、秋葉原にあるビルの一室で1日掛でそれを受講しました。
当然、同社の同年代の人達が集まり、云わずとも終わった後に気の合う仲間で飲み会になりました。
そこまでは普通の成り行きですね。
ところが、飲み会が終わって、「忘れ物無いよね」と私が全部確認をして会計を済ませて店を出ました。
私が秋葉原のJR改札を入った所で、女の子が走ってきて、まだ改札を入る直前の仲間に、「携帯電話落ちてました!」といって携帯を持ってきました。
それって、私のガラ系の携帯電話その物でした。
全く予想もしていなかった事態に仲間全員、騒然!
この女の子が、その席に居た私達の事を覚えていて、しかも駅まで走ってきて届けてくれた事に、全員で騒然としました!
本当に有り難いことです。
届けてくれたのは、私達の席に何回も注文を取りに来てくれたアジア系の女性です。
外国人の就労に関して何かと話題になっていますが、
こんな日本人的なアジア系の方が居ることに、ホッとして、感謝すら抱きました。
いくら日本人だと言っても「自分さえ良ければ」的な利己主義の悪い奴はいくらでもいます。
逆に外国人だって、日本人と変わらない他人への思いやりの精神を持っている人も居るんだと、見直した一日でした。
同時に、世間一般的な偏見の目で見ることの愚かさに気付かされました。
個人情報保護が極度に重視されすぎる現代で、携帯電話一つだって紛失しただけで、とやかく云われる時代ですし、無くなって次の日に何やかんやと騒ぐのも非常に面倒な事です。
本当に、有りがたい対応として感謝したいですね。
秋葉原の「月の雫」の店員さん。本当にありがとうございました。