今まで18年間乗った車はドアの鍵の開け閉めは一応電波でしたが、今の車のようにキーを持っている人またはキーを持った人が近くに居て、ドアノブのボタンをタッチして開け閉めするつまり「インテリジェントキー」ではありませんでした。
今回の車はその「インテリジェントキー」です。
ところが、この「インテリジェントキー」には恐ろしい落とし穴が・・・
電波に乗せて発信されている暗証データはまず解読不可能、もしくは時間が掛かるという優れもののため、擬似データで車を盗難するのは難しいと言われていますが、なんとこのような車が数多く盗難に遭っている。しかも、自宅の駐車場から朝起きると無くなっているというTV番組を昨年見てビックリしました。
玄関ドアの近くにキーボックスを置いておくと、奴らが来て玄関ドア越しにその暗号が含まれた電波を拾って、増幅して車のところまでその電波を届けて、暗号を解読する事無くドアを開け、エンジン掛けて車ごと逃げ去って行くと言うもの。
ほんの数分の出来事らしい。
それは、恐ろしい話です。
そこで、実験。
Q1:今度の車のキーはどの程度車に近づけば鍵を開けることができるのか?
A1:1mでした。
Q2:キーにアルミを巻いたらどんだけ?
A2:全く反応せず鍵の開け閉め不可。
Q3:既存の木製キーボックスをアルミで覆ったらどう?
A3:効果なし。キーの制御できてしまいました。
結局、最終的にはスチール製のお菓子の箱を「インテリジェントキー」専用ボックスにしました。
わたしのキーボックスは玄関から2m離れていますが、奴らが使う電波のリレー装置の性能がどれ程かわかりませんので、何メートル離れれていれば安心か不明なので、このような金属箱に蓋して入れるのが確実な対策だと思います。(実際、全く電波は漏れていませんでした。まッ当然かぁ)
木製のキーボックスのアルミ張りは、蓋の部分のアルミも完全に中のアルミと導通する様にして、隙間が無くなればOKだったかも知れませんが不完全では心配ですから缶入りが一番安全でしょう。
もしくは、TV番組の中では電波遮断袋等もカーショップに売っていると言ってました。
いちいち袋に入れるもの面倒だし・・・
「インテリジェントキー」も良いのか悪いのかよく分からないですね。
あなたの車も「インテリジェントキー」なら玄関近くには置かない方が良いですよ。餌食にならぬ様に気をつけましょうね。
家のキーボックスに入れてある分にはスマートタグの必要性は無いですね。
定位置ですから。
たまに、スマートタグでスマホを鳴らしてスマホの在り処を探すときありますけど、先日スマートタグも5つに増えたので車の鍵じゃなくても大丈夫です。