暮れに届いたワイヤーLED(電飾)ですが、5つも入っていて使ったのはたった一つでしたから、残りの4つ使わないともったいないよね。
周囲を見渡すと・・・
有りました!
この玄関で毎夜光り続けてくれてるスタンドの明かり。
これは20年くらい前に山形のホームセンターで買ったお気に入りのスタンドです。
でも、光源は7Wの白熱球。
2年持たずに切れてしまうし、夕方4時から11時までタイマーで点いていますが、7WってLEDの時代にしては結構な消費電力です。
ヨシ! これをLED化しよう。
以前にLED球を買って付けた事がありましたが、暗いし2年で壊れました。
LEDって10年くらい持つんじゃ無かったんかい!!
と、云う事で早速工作開始。
先ずは状況確認。
白熱電球による点灯状態。
次に、ワイヤーLEDを一つ電池駆動で試し確認。
ん~、一個じゃ物足りない感じ。
そこで、2個のワイヤーLEDを使う事にしました。
電池ケースから基盤だけ取り出して、2つの基盤を古いクレジットカードに両面テープで貼り付けて並列駆動することにしました。
別に、一つの基盤にワイヤーLEDだけを並列接続すればそれで良いのですが、そこはアイディアマンの私の事ですから、ある企みがあります。
とりあえず電源供給の準備です。
準備したパーツです。
ソケット+USB充電器+Type-A型L字USBアダプター
こんな感じでE26型電球ソケットからUSB5Vを確保します。
USBからの5Vを過電流防止の27Ωの抵抗を通じて並列に接続した二つのLEDの発光パターン制御基板に供給します。
上記写真に写っているスライドスイッチは何かと云いますと、この基盤は実を云うと一旦電源供給が止まった後に再通電しても基板上の押しボタンを押さないと発光が始まりません。
今回適用する玄関の明かりは外部のタイマーで通電されるので、通電されても発光させるには押しボタンを押さないといけません。
日常の使用においては点滅させる必要は無いので、このスライドスイッチによってこの回路をスルーさせて直接LEDに通電させて外部タイマー動作によってLEDのON/OFFをさせるためのスライドスイッチになります。
さて、次に基盤を後ろの目立たない場所にテープで固定させてからワイヤーLEDを少し周囲に膨らむようにラフにグルグル巻きます。
ところどころ、照明器具の黒い支柱にワイヤーLEDの線をセロテープで止めて安定させます。
今回は二本のワイヤーLEDを使用したので20球のLEDになります。
ガラスカバーを掛けてみて状況を見ながらLEDの位置を微調整して行って完成です。
玄関に戻してみました。
周囲を暗くして見ると、更にきれい!
LEDの発光場所を色のあるところの近くにしてガラス面に近づける事で、ぶどうの紫色と葉っぱの緑色の透明感が際立って素敵です。
写真では光の色彩・透明感の表現が難しいですが目に飛び込んで来る色彩はとってもきれいです。
さて、話を戻して、なぜ二つの基盤をそれぞれ別々に使う必要があったのか?
先程説明したスライドスイッチをOFFにして直結モードを解除すると、基盤の点滅機能が使えます。
そう!クリスマスモードにも出来るようにしたかったんです。
折角ある点滅モードですから使わないのももったいない。
その時に思うのは、全部が同時に点滅を繰り返してもつまらないよね。
ある意味不定の様な点滅になった方が楽しい。
そこで、クリスマスモードにした際に点滅機能を2つの基盤で別々にさせる事で、10個のLEDともう片方の10個のLEDが別々なタイミングで点滅するので、見て楽しめます。
また、同じ「遅い点滅」にさせてもパーツの個体差があるため、点滅のタイミングが刻々とズレて行って点滅のパターンが定常化しないところも良いんです。
この点は動画で無いと写真ではお見せ出来ませんが、想像出来ると思います。
まっ、こんなアイディアが有って、二つの基盤とそれぞれのLEDを分けた状態で使用したという事なわけです。
あと二個のワイヤーLEDが残っています。
他にも何かに使えないかなぁ~!!