フライパンって毎日使いますが、最近はどこの販売コーナー見てもアルミのフライパンでテフロン加工とかダイヤモンド加工とか云ったものばかりです。
我が家でも10年以上アルミのフライパンを使っていますが、良いとこ2年が限界なんじゃないでしょうか?
表面加工が劣化して来て焦げ付く様になるとまた買い替えです。
表面加工が傷むので金属ヘラは使えないし・・・
様々な情報を見ると、そもそもテフロン加工自体が人体に悪い物質が含まれていたり、劣化してアルミの地金が出て来るとアルミが溶けだして体内に取り込まれる事になりますが、アルミもまた人体には良く無いらしい。
やっぱり一番体に良いのは鉄製のフライパンらしい。
人体の血液に鉄分は不可欠でしょ。
そんな事を知ってか知らずか、先日妻が以前に使っていたフライパンが出て来たと云って持って来ました。
確か、5年以上前に妻が焦げ付きにくい鉄製フライパンだと云ってどこかで買って来たものですが、やっぱり焦げ付くのでテフロン加工フライパンに戻ってしまって、ずっとお蔵入りだった物。
しかも、よく見たらMaid in JAPANの刻印があります。
あらためて使ってみたら、意外と焦げ付かずに使えて、仮に焦げ付いても金属ヘラを使えば何の問題も無い。
アルミフライパンがへたって来たので、鉄分補給にもなるしアルミ止めてこっちにしようという事になりました。
もっぱらフライパン管理は研究熱心な私が担当です。
ネット動画で勉強すると、鉄製フライパンは油の被膜を作ってしまえば焦げ付きも抑えられて表面加工されたアルミ製より格段に良いと云います。
とりあえず、動画情報に習ってフライパンを熱して油被膜を生成しました。
一応、これでも油被膜が出来てるはず。
あとは、日常の管理をすればいい。
そのために用意したアイテム2点。
一つはサラダオイル。
フライパンを使い終わって洗った後にオイルを薄く塗っておきます。
そのためのサラダオイルですが、少量だけ垂らしたいので小瓶で口の穴が小さい物がいい。
そこで、ミツカン酢が入っていた容器にサラダオイルを入れて使う事に。
フライパンを洗ったら、直ぐに火に掛けて表面を乾かして油を数滴たらします。
思った様に少量だけ垂らすことが出来ました。
次に例の通販の箱に入っている緩衝材の紙を丸めて油を全体に薄く広げます。
これはそのままゴミ箱へ。
フライパンが冷めたらレンジ下の収納庫仕舞います。
その紙は丁度良い大きさ(1/4サイズ)に切って折り畳んでプラスチック容器に入れて何時でもすぐ使える様にしておきます。
使い出して一ヶ月以上経ちますが、餃子を焼いても卵焼をしても殆ど焦げ付いて取れなくなるなんて事は有りませんでした。
以前に妻が「ダメなフライパン」だと云っていた事実はどこへ行ったのか??
金属ヘラも殆ど使っていません。
洗う時は金属たわしで気持ち良くゴシゴシ洗えるので気分も爽快!!
一度油の被膜が形成されると、汚れを落とすのに金属たわしで洗ってもその被膜は意外と落ちないらしい。
「ハサミと頭は使いよう」と昔の人は云いましたが、「フライパンと頭は使いよう」に言い換えないといけない様です。
しかしですよ、キッチンペーパーまで体に良く無い物質が含まれている物があるとか、そう云った情報もあります。
この世の中、人間が余計に手を加えた物で体に良い物って有るんでしょうか?
油取りに新聞紙なんて使っちゃダメですよ。
使用されているインクには毒性が有るようです。
上記の再生紙だって分かりませんが。
昔の常識は非常識ばかり・・・