昨日東電パワーグリッドの職員が来られて決着が付きました。
前日の木曜日の夕方電力メーターの穴を見に行くと、小雀が一羽だけ居て写真を撮ろうとしたら目の前で飛び立ちました。
でも、直ぐ近くの地面に着地してしばらくじっとしているので、近寄らずその場を離れました。
他の二羽は既に巣立ったのでしょう。
親鳥が近くの電線で「ジジジジ」騒いでいます。
子の安否を心配して警告サインを発しています。
残るはこの一羽だけしか居ませんでした。
暗くなって、もう一度見に行くとその一羽は巣に戻って寝ていました。
金曜日の朝、東電の方が来る日です。
心配で見に行くと・・・
もぬけの殻。
良かったです! これで巣の撤去が出来ます。
午後3時ごろ訪問連絡の電話がありました。
間もなくして到着しました。
職員の方は手で巣を取り始めましたが、相当奥まで巣が有ってらちがあきません。
機転を利かせて太い針金の先を少し曲げた物を持って来てあげて引っ掛けてサクサク引き出せるようになりました。
私も手伝って二人掛かりで掻き出すも、このカバーのてっぺんまでゴミが押し込まれていて、30分以上も掛かりました。
最終的にはカバーのネジを全部外して少し浮かすようにしてその隙間から全て取り出しました。
結局、先程の袋一杯の枯草などのゴミが取り出されました。
最後は、再び巣を作れない様に百均で買って来たらしい透明なプラスチック板を適当にハサミで切って当てがって、白いビニールテープで取り付けてくれました。
黒く見える部分は穴が開いてる様に見えますが、透明プラスチックになってるので、もはやスズメが入る余地はありません。
若干ビニールテープの対候性が気になりますが、その時はその時で考えましょう。
これで、スズメの騒音も少し和らぐかもしれません。
作業中も、この場所で巣だったと思われる親スズメと小雀10羽ほどが電線に停まってピーチクパーチク騒ぎながら作業を見ていました。
職員の方に聞くと、このケース内の全面にスズメの巣が作られていたのは40年勤めていて初めて見たと驚いていました。
そもそも、このケース内に巣を作られた事例も1,2件程度しか知らないと云います。
作業しながら聞けば、生まれが同郷で私の実家の直ぐ近くの家の方が同級生のお友達なんだと・・・
世の中は狭いですね。