前回からの続き
さて、今日はいよいよタイル張りをします。
その前に前日の土台の仕上がり具合をチェック。
バラの花に向かって地面全体が傾斜していますが、そのままの傾斜でタイルを張ってしまうと、Caffeする時に斜めになって違和感を感じますので、水平にします。
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傾斜に沿って埋めてある板に水準器を乗せます。
水平じゃないじゃない!
って云わないでください。
全くの水平だと雨水が貯まってしまいます。
1m行って1cm下がる程度の傾斜です。
こう云った事が大切なんですよ。
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奥の横に走る埋め込み板は水平にしています。
次に防草シートを張ります。
これは、草を防止する目的では無く、下の土が雨水に混じって泥水として上に上がって来ない様にするための物です。
本来なら砕石とか入れて転圧機やローラーで平らにすれば良いですが、毎日大工にはそんなものは無いので何時もの閃きアイディアでこの様な方法を採りました。
1年くらい経てば善し悪しの結果が分かるでしょう。
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そこに、細かい砂利を敷きます。
実はこの砂利はすぐ脇の例のバンカーの砂利です。
ここで使う分くらい使っても沢山あるので減るような事は有りません。
その上にタイルを乗せて埋め込んであるガイド板と上部が完全に一致するようにゴムハンマーで表面を叩いて調整していきます。
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最初は時間かかりましたが、直ぐに要領を得てパシパシやって行きます。
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2枚目以降は全数、水準器で水平・傾斜も確認しながら張って行きます。
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最後の部分は、後でメンテナンスが必要になった場合の事を考慮して板は横にして使って、土中に埋め込まずに取り外しが出来るようにしました。
途中の一枚だけ剥がすなんてことは出来ませんから、何かあればこの板を外して目的のところまでタイルを剥がして行って処置できます。
黒いプラスチックは芝の根切り用プレートで、とっても丈夫でアイディア次第でなんにでも使えます。
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元々バンカーとの仕切りに使っている枕木は土地の傾斜そのものなので、タイルとはこんなに傾斜が違います。
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たたみ二畳分(1800mm×1800mm)の広さで、1時間程度で終了しました。
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雨水の流れなども考慮して周囲の雨水がタイル上を流れない様に周囲のグランドも全体的に調整して完成です。
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次回は完成状況を確認します。