ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

ジャンゴ 繋がれざる者

2013-03-19 05:18:08 | 映画
ジャンゴ 繋がれざる者

いやー、タランティーノ監督ということ、アカデミー脚本賞ということ
見に行かねばなるまいw


まずはストーリーから

南北戦争前、ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が奴隷として
売られ、南部の荒野を移送されているときに
賞金稼ぎシュルツ(クリストフ・ワルツ)と出会います
ジャンゴが、シュルツの狙ってるお尋ね者の顔を知っていることから
シュルツとジャンゴのコンビが生まれます。

2人で賞金稼ぎで荒稼ぎしながら旅をするのですが
行く先々で、黒人のジャンゴは迫害を受けるのです。
しかしシュルツは、ジャンゴを奴隷でない「フリーマン」として処遇するように
町の人に訴えかけます。
しかし、そんなものでは南部の頭の固い連中は納まりませんね。
当時の黒人の置かれていた立場のすこしがわかります。
黒人が馬に乗ってるだけで、怨嗟の目で見られます。


そんなジャンゴには目的がありました、売られた妻を取り戻すという。
そしてシュルツと相談し、妻の居所を探し当てました。


妻がいるのは、南部中の南部ミシシッピーの大農園。
その農園を支配しているのが、カルビン(ディカプリオ)。
コイツが悪い悪いw
奴隷を人間とは思っていない。恐ろしい人間。


そのカルビンをだまくらかして、農園に入り込むジャンゴとシュルツ。
なんとか、妻を奪取しようとしますが・・・

ここから先はネタばれ注意。


昔、テレビで見たドラマ「ルーツ」を思い出しました
奴隷としてつれてこられた、黒人たち。
黒人というだけで、人間扱いされなかった時代の話です。
あのドラマは、面白かったなあ・・

それはいいんですけど
カルビンは、悪い奴なんですわ
黒人を闘犬のように扱い、殺し合いをさせ
負けた方を「殺してしまえ」と勝者にかなづちを投げ与えます

また、農園から逃げた奴隷に犬をけしかけ、食い殺させます。

そのあまりの無法さ加減が、シュルツの琴線に触れるんですけどね
それは観てのおたのしみ。

秀逸だったのは、カルビンに仕える黒人の執事スティーブン
こいつ、黒人のくせに白人以上に黒人たちを仕切り
追い詰めます。
こいつが悪いんですわw
演じてるサミュエル・L・ジャクソンが好演です。


昔の西部劇とは一線を画した
アメリカの人種差別の根幹に一石を投じる作品ですな
 
是非ご覧ください。







ルーツ!
こっちも是非ご覧ください。

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コメント (2)
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