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下町ロケット ゴースト くそおもろい

2018-10-22 10:21:20 | 読んだ本の紹介

 

 



下町ロケット ゴースト


こないだのフェリー旅行で2泊して一気に読んでしまった

めちゃくちゃ面白かったですぞ


あらすじは

佃製作所が大口のヤマタニから新型エンジンの採用を白紙にされます

ヤマタニが望んでいるスペックと佃製作所が考える「より良いもの」という考えが

マッチしなくなってるのが原因。

結果ダイダロスという会社が提供するやすかろう悪かろうというエンジンを採用。

ヤマタニはハイスペックを求めているわけではなかったんです

最高の品質を常に追い求める佃製作所だが、本当に顧客はそれを求めているのか?

顧客が求めるものを提供することが企業の使命ではないか?

悩む佃社長

ヤマタニは、トランスミッションを外注化することに

その発注先がギアゴーストという会社。

ギアゴーストの経営者が伊丹という人物。

佃は伊丹の人柄を評価しトランスミッション用のバルブを提供させてもらえないかと

もちかけ、コンペに参加することに

結果、佃製作所がコンペに勝ち、ギアゴーストと取引が始まるかというときに

トランスミッション大手のケーマシーナリという会社が

ギアゴーストを「特許権の侵害」で訴えることに

特許の使用料は15億円



法外な金額の裏には隠された事情が・・・



困り果てた伊丹は佃社長に相談し顧問弁護士の意見を聞きながら法廷闘争へ

そんなおり、ギアゴーストを買収しようとする会社が現れます

それがダイダロス。

ダイダロスの社長と伊丹の間には、何か因縁がありそう・・



物語に平行し佃製作所の経理部長、殿村の親父さんが倒れます

会社で働きながら、親父さんの田んぼを手伝う殿村。

300年続く旧家の大農家。片手間にできる仕事ではない

親父の代で農家をやめるのか?悩みます


そして帝国重工の内部では、権力闘争が勃発し、

佃製作所と共同でロケットを開発していた

宇宙開発事業部の財前が、外される事態に・・


はてさて

ギアゴーストをめぐる特許権の法廷闘争

帝国重工の権力闘争

殿村の実家の問題

そして佃製作所のあるべき姿とは?


これらの問題が複雑に絡み合って物語が進んでいきます

いつもながらの、勧善懲悪

正義は必ず勝つという方程式の

池井戸マジックが、今回は意外な展開へ

はたしてどうなるのか?

まあ読んでみてくださいな

 

 

 

下町ロケット ゴースト
クリエーター情報なし
小学館
コメント (2)
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