興味深い記事があったので転載バカボンなのだ
パナマ運河、水不足で渋滞 船舶の待ち時間13日間も 国際物流への影響長期化か
【メキシコシティ=市原朋大】パナマ運河が深刻な水不足に陥り、通航できる船舶の数を絞り込んでいる。
港での順番待ちが常態化し、待ち時間は船の種類によって2週間近くに及んだ。
国際物流への影響が長期化する可能性がある。
パナマ運河では、1日に通航する船の数が平均36隻だったものを、11月からは、さらに31隻に絞り急場をしのぐ方針だ。
水不足の原因はエルニーニョ現象で海水温が上昇し、降雨の時期が遅れたことによる。
パナマ運河庁によると、予約がない船舶の8月の平均待ち時間は最も長い船種で約13日間に達した。
「(水不足の)深刻さは歴史的にみても前例がない」(同庁)
パナマ運河は太平洋と大西洋をつなぎ、全長約80キロメートル。
中央には海抜約26メートルの人造湖があり、水位調整のため船は複数の水門を経て階段を上り下りするようにして通過する。
この過程で大量の淡水を必要とするが、同庁によると、1日当たりでは、
五輪で使用される大きさのプールに換算して1200個分の水が不足しているという。
転載ここまで
パナマ運河、スエズ運河と聞くとなんだか心が躍ります
子供のころ何かの本で読んで、運河に興味を抱きました
パナマ運河は、太平洋と大西洋を結ぶ水路ですね
北アメリカと南アメリカ大陸の真ん中の細いところをぶち抜いて作った水路です
この水路がないと、南アメリカの最南端マゼラン海峡までぐるっと回らないとだめですからね
日数も燃料も倍以上かかります。
仕組みがまた面白い
太平洋と大西洋では水位が違うのでそのままぶち抜いたら
海水が高いほうから低いほうへ流れてにっちもさっちもいかなくなるので
水門で区切ってあって、低い水位のところへ水を注入して高さを合わせてから
水門を開きます。それを繰り返してだんだん船を高いところへ進めていきます
その仕組みが面白いなあって
実は、それと同じ仕組みが身近にあるんですよね
大阪天満橋の土佐堀川から道頓堀に流れてる東横堀川ですが
道頓堀から土佐堀まで水位が違うので水門で区切られてます
船が行き来するときは、パナマ運河ばりに水門で区切ったプールで
水位を調整してます。
なかなかおもしろいですよ
浪速クルーズとか、体験クルーズもあるので
いちど体験してみてください