制約事項を色々とアタマに浮かべながら、さらに作戦
を練りつづけてみる。
256点サンプリングで単純に全レンジの周波数解析
を行うとすると、どうしても周波数分解能が物足りない…
かと言って、4KBのメモリでは4チャンネル別々の
周波数帯でFFT掛けるほどの余力もないだろうし、
ADCトリガの割込み制御も複雑になっちゃうし、
ADC取り込みのタイミングとFFT時の読み出し
タイミングの制御も難しくなるし…
512点に増やすのも無理。
と色々な制約事項を念頭に、表計算ソフト上で
あれこれシミュレーション。一つの案が出来た。
実数値の数値列2セットを一度にFFT掛けて分離、
それを2度行えば4系列のFFTが可能なので、
それぞれのナイキスト周波数をちょっとずらして
設定してしまえば、各弦用に必要な周波数分解能は
確保出来そうだと見えてきた。
低音側2弦のナイキスト周波数は800Hz程度に、
高音側2弦は1200Hz程度に。
その辺で設定すればまぁまぁなスペックが確保
できるんじゃないかなぁ?あとは4KBの
SRAMに入りきるか、処理が間に合うか、
その辺かな…
もうちょっと色々検討してみよう。
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