「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
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88の日
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2023年08月09日
毎年、88の日はいろいろとネタを考えたくなるんだけど、
なかなか手を動かしてる暇は作れないんだよなぁ。
と思って、とりあえずノスタルジーに浸るネタくらい
探してみようかな、と。
というわけで、今日はしばしノスタルジーに浸ることに
する。(いつもじゃん、というツッコミは無効)
M88を起動して、昔作ったプログラムなんかをいろいろ物色
してみるんだけど、そもそもファイル名だけ見ても、それが
何だったのかがなかなか思い出せなかったり。
で、ふとファイル名の中に、デモのプログラムがあったのを
発見して、これ多分ファイル名的には、NEC謹製のデモ
プログラムだな、と。
ちなみにオイラが使っていたPC-8801mkIISRは、なんと
珍しい「モデル10」なので、デモプログラムはカセット版
が同封されてた。
なので、多分多くの人が思い浮かべる、”四季の音楽に合わせた
グラフィック”とか、ああいうやつはモデル10には付いてない
んだよな。
とりあえず、デモを実行。
まずこれ。このロゴは、いちいちline文で描いてペイントする
っていう、なんとも懐かしいアレ。
多重スクロール?と言いたいところなんだけど、スクロール
してるのは一番下の地形だけ。空中物はビュンビュン飛んで
いるだけ。
RGB3プレーンを使って、白黒3枚の絵をパラパラ漫画に
切り替えて、高速アニメーションを行う、いわゆる
「カリグラフツール」のデモ。
(あぁ、なんかこういう軽いノリのツールを、Windows
環境で使えるようなツールを作ってみたいなぁ…)
ってわけで、カセットテープでもなんとか我慢できる程度
の容量ということなのか、この3つのシーンしか無いという、
なんとも寂しいデモプログラムなのだった。
プログラム自体は400行に満たないオールBASICなんだ
けど、data文で機械語データが少しだけ入ってる。
さすがに、オールBASICではこの速度は出せないだろう
からなぁ。
ほかに、なんかすごい懐かしいものやら、忘れようと
思っても思い出せないものやら、いろいろ出てくる。
ファイル名からすると、当時は高価だったスキャナーを、
プリンタのメカの機構を使って無理やり実現しちまおうって
いうやつっぽいのを発見。
当時使っていたドットインパクトプリンタのヘッドの移動機構
を使って、ジョイスティックポートから信号を読み出す仕組み。
プリンタヘッドに取り付けたフォトダイオードだかフォト
トランジスタかから、紙の明暗を読み出す、いわゆる
「スキャナー」のためのプログラムだったと思うんだけど、
もはや読解不可能。
(プログラム中のdata文に、機械語コードと、それに相当する
ニモニックが書いてあるんだよな。今見ても内容不明。
そもそも、コード中に、システム内部の特殊な領域…
今でいうSFRに当たるような領域…のアドレスを指定して
読み書きしてるから、そのアドレスが何なのかが解らないと、
コードが意味することが全然解読できんという…)
あと、作りかけの「魚釣りゲーム」を見つけてしまったり…。
魚釣りゲーム、オールBASICなのに、ちゃんとBGMが
鳴ってたり、ストーリーがそれなりにちゃんと組めていたり、
グラフィックもあの貧相なメモリと貧相なBASICの命令だけを
使ってるのに、結構ちゃんとゲームしてる感じで、
「おぉ、当時のオイラ、結構頑張ってたじゃんか!」
と、かなり驚く。
問題は、魚がヒットした後の、釣り上げるまでの一番緊張が
走る「メイン部分」が全然未完成ってことだな。
「ともだち」と釣りに出かけたり、ロッドを振って仕掛け
を投入するっていうあたりまでは、改めてプレイしてみても、
「おぉ!まぁまぁ面白い!!」なんて思いながら、当時を
偲びながらプレイしてた。
なんかこのゲーム、日の目を見せてあげたいなぁ、という
気がしてきた。
(当時のBASICのスクリーンエディットって、なんと
いっても貧相だから、プログラムを1本書き上げるの、
すごい大変なんだよな。スクロールして消えた部分を
逆スクロールとかできないし。よく考えてみると、現代の
エディタープログラムって、よくできているよな…)
MSX3が登場したりするのは、それはそれで面白いなぁと
思うんだけど、88シリーズは現代には復活しないのかなぁ?
もしくは、Windows上のエディタで編集したプログラムを、
M88上に、一気に簡単に流し込める仕組みとか、ないかなぁ?
編集をWindowsのエディタ上で、実行をM88上で、っていう
感じにできたら、あれこれ実験が捗ると思うんだけどな。
(できればその逆に、M88上のメモリにあるプログラムを
Windows上に持ってくる機能なんかも)
ここんところ気になっている「DWARF Ⅱ」。
いろんなセンサーとか、もろもろの技術がお手軽に使える
ようになったおかげだろうと思うんだけど、お星さま撮影
が、こんなに簡単にできるようになったの、感慨深いものが
あるよなぁ。
アンドロメダ銀河なんて、昔、撮影に挑戦したことが
あるけど、毎回なんだかんだで失敗してたな。
(撮れないんじゃなくて、思ったような撮影ができない)
追尾だけとかじゃなくて、コンポジット合成とかまで
一気にやってくれちゃうのって、ありがたいような、
なんか味気ないような…
うんうん。そうなんだよな。GAMEBOYの平安京エイリアン。
音楽が何気にすごい好きなんだよな。
(4:18くらいからGAMEBOY)
カートリッジは今でも残してあるんだけど、GAMEBOY初代
実機は、液晶が壊れちゃった時点で廃棄しちゃったんだよな。
(液晶の一部分に、接触不良で表示できない白い線が目立つ
っていう、ありがちな劣化が発生。今だったら多分、Aliexで
補修パーツがいくらでも手に入るんだろうけどな)
ゲームの進化の歴史として、あの延長にスーファミ版があるっ
ぽいので、スーファミ版の平安京エイリアン、ちょっとやって
みたいなぁ。でも音楽はやっぱりGAMEBOY版が一番ノリノリ
な気がするけど。
ちなみにGAMEBOY版は、それなりに頑張ってちゃんと
最後までクリアしたんだよな。どんなエンディングだったか、
なんか記憶がおぼろげだけど。
うーーん。なんか、そこそこいい感じにノスタルジーに
没入してた。
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