ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

稲架・はぜ(はざ)がけ

2009年10月12日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
 この写真、前の記事と同じものを使っていると思うでしょ?
目的はこの写真の下の方に注目してほしいんです。この何本かの丸太棒を組み合わせてものをご存知ですか? これは「稲架」です。「はぜ」と読んでください。木曾では“はざ”と言っていました。
先の記事を書いていてふっと気がついたのです。「はざ」が写っていることを。
ああ、三岳にははざが残っていたんだと。
これは刈り取って束にした稲をしばらく干すための建物?組み物です。
<50年以上前の昔話>
この三岳に近い私の村では、はざが10階立て位になっていました。遠くの田んぼから(手で刈り取った)稲束を、小さな子供は15把位、中学生になったら大人と同じ位を背負って、家の近くの田んぼに運ぶのです。それからこのはざに架けます。下からだんだん架けていき、5メートル以上あったろうか一番上の段に登っている父や母の所に投げ上げる。この仕事はこどもの役割でした。これが上手くできるか否か、はかどらないと夕飯が遅くなります。手元が暗くなるまで稲束を投げ上げていたこともありました。秋の稲刈り時はどこの家も同じ風景があったのです。
今は稲刈り機かコンバインで一気に片付いてしまいますね。この松本でも自家用のお米をはぜに架けて乾す風景は今もありますが、はざは一段だけですね。

ところで三岳の稲架と同じ物が、3年前行ったヨーロッパアルプスの東端のユリアンアルプスの麓で見かけました。その玩具を買ってきてありますから、明日写真に撮ってお見せしましょう。
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木曾駒ケ岳~空木岳

2009年10月12日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
 三岳からみた中央アルプスの木曾駒2,956m(左)と空木岳2,864m(右)
御嶽山に背を向けて撮っています。

御嶽山の裾野を開田高原から三岳(村)に回った。三岳の道の駅も地産品の開発に頑張っていて面白いから見てみなさいというのだ。
そして“秘伝のたれ”や梅ジャム、えごまクッキー、どんぐりクッキー、そば打ちという干菓子などを私だけが買うことになってしまった。どれも安い買い物だったが・・・。
故郷の田舎にも少し金を落としてやれということらしかった。
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