ムラサキシキブの緑色の実が、いよいよこんな紫色になってきた。枝の中枢部から抹消部に向かってだんだんと紫に変わっていくので、枝先の実はまだ緑色のものも残っている。
この時期に花を活ける時は、秋明菊とこの紫式部の組み合わせがいい。
“だだし、紫式部の葉は絶対水を揚げない。水切りをしてもたちまちしおれてしまうので、活ける前に葉を一枚一枚取って、紫の実だけにして挿すこと”と、昔、活け花のお師匠さんに「この基本を忘れないように」と教わったことを私はきちんと守っている。
この時期に花を活ける時は、秋明菊とこの紫式部の組み合わせがいい。
“だだし、紫式部の葉は絶対水を揚げない。水切りをしてもたちまちしおれてしまうので、活ける前に葉を一枚一枚取って、紫の実だけにして挿すこと”と、昔、活け花のお師匠さんに「この基本を忘れないように」と教わったことを私はきちんと守っている。