5年ぶりに木曽・御嶽山に登った。前回は2014年8月2日(噴火の8W前)
週末は雨模様という事で同行のOzakiさんの都合と合わせてこの日になった。
コースの予定は、黒沢口からロープウェイ~7合目行場山荘~8合目女人堂~横道を通り
三ノ池~四ノ池~五ノ池~二ノ池~頂上は回避して~覚明堂~石室山荘~女人堂へ下る
ところが、女人堂からの横道は途中の沢の崩落で普通となっていた。この横道の紅葉が見たかった。
そのため計画を変更
女人堂から石室山荘~覚明堂へ登り~二ノ池~五ノ池~賽の河原~白龍避難小屋横から三ノ池を眺めた。噴火の被害を免れた美しい三ノ池を観たかったんだ・・
7時少し前、松本市内を抜けて木曽へ向かった
9時 ロープウェイの中から、木曽駒の塊りをみる
ロープウェイを下りたところから花畑越しに山頂を眺め上げる
ロープウェイの篭の中から
乗鞍岳~槍穂高連峰
槍穂高岳
はじめはチップを敷き詰めた歩きやすい道だが、その後は階段がつづく
7合目行場山荘
山荘の中を通り抜けることができ、帰り道、ここで大箱の百草丸を(一割引)
百草丸は我が家の常備薬、小瓶に移し山には必ず持参している
8合目・女人堂
ここから右へ折れていいく横道は三ノ池と四ノ池間の尾根につながっている。
8月は2本の雪渓がある。5年前は雪切りをしてくれてあり安心して通ることができた。多分崩落はそこだろう。
横道を少しだけ行ってみたが、紅葉はこれからだった。
どの山も温暖化の影響か、紅葉が遅れているようだ。この時の気温22℃
山頂の上をヘリコプターがひっきりなしに旋回している。
今日はあれから5年目の特別な日、取材のためだろう
色づき始めたナナカマドの遠くの山は
南アルプスの北端のやま、甲斐駒ケ岳
どの不動尊も真っ黒に・・硫黄煙のためか
下に王滝口・田ノ原駐車場がみえる
8合目半あたりから上には降灰が残っている
石室山荘
九合目・覚明堂は入り口がふさがれていた
11時 山頂への道は登らず(今日の山頂は避けたかった)右の二ノ池方面へ
右奥に三ノ池がほんの少しをみえる・・
二ノ池に着いた
二ノ池小屋とその前に二ノ池・・
その池・・5年前の8月2日の湖のような残雪の白とコバルトブルーの美しい湖はなかった
水は向こう側に半分ほどになり、色は・・何と表現したらいいか灰緑色
半分は土砂で埋まっている
小屋の傍にあったお堂はこのように黒くなって扉も開かない
私たちはその静かな空間でお湯を沸かし、お弁当にしようか
美味しいリンゴも出回るようになって、これは「つがる」
豆ごはんのおにぎりに辛子味噌を塗った
作ってくれた温かいソーメンはタイ風スープで
30分の 昼食の後、二ノ池から20分ほど賽の河原に下って、白龍避難小屋に登る。
その横の鞍部から三ノ池を見ることができる
ウ~ン 空が黒っぽい雲に覆われてしまった・・
コバルトブルーに見えるはずの湖面がこの色になってしまった。でもそれなりに美しい・・
今日は三ノ池の無事を確かめるためにここまで来た。そしてそれを見ることができた
この窪地は賽の河原、紅葉したクロマメノキが一部美しかった
さあ、引き返そう。 二ノ池から白龍避難小屋往復50分だった。
建国〇〇神と・・
石室小屋を下から仰ぐと・・この小屋は噴石の被害に遭わなかったという
おふたりとの出会い
八合目近くまでおりてきた時、私たちを追い越しながら「おふたりとも健脚ですね」と中年の男性おふたりが声をかけてくださった。その時の状況をよく覚えたいないが・・
「俺たちあの時の生き残りなんです・・山頂にいたのです・・」「まだ見つからない仲間もいるのです」などとびっくりな話をしてくださった。
何故?私たちに通りすがりのふたりにこんな重い話を?
男性たちは前を歩きながらお話ししてくださるので(軽い老人性難聴の)私は聞き取りにくかった。
今から48年前のことになる。時と場所は異なるが、私の夫も二人の息子を残して山で逝った。
「とにかくおふたりは奇しくも助かった命です。これから大切になさってください」と伝えた。
ご家族もそれを願っていることでしょう。
記念に写真を撮りませんかというと、快く応じておじてくださった。
女人堂まで一緒に歩き、そこに用事がありそうだったので、「お先に~」とそこで別れた。
その後、どうして私たちがこのような話を聞くことになったか考えてみた。
多分、私たちも今日のセレモニーに関係した遺族か関係者だろうと思ったのではないか・・
それとも話したいことが溜っていたのかしら・・などと。
16時 ロープウェイ乗り場
黒い雨雲が出てきたが、カッパを着ることがなく無事山歩きを終えることができた
開田・木曽馬の里からの御嶽山
ここからの御嶽山は大方が雲に覆われていた。
この後、今日の温泉「二本木温泉」に浸かった。
炭酸鉱泉という事でぬるめのお湯に静かに浸かっていると、
体に気泡がぷくぷくと・・気持ちがいい
お腹が空いたので、どこか美味しい蕎麦屋に入ろうかと車の中から探した。
ついに木曽街道ではみるからず、松本市まできてしまった。
Ozakiさん前から狙っていたという双葉町「月の兎影」美味しいラーメンを食した。
この日の歩数;22,565歩 速歩102分 消費カロリー883㎉
週末は雨模様という事で同行のOzakiさんの都合と合わせてこの日になった。
コースの予定は、黒沢口からロープウェイ~7合目行場山荘~8合目女人堂~横道を通り
三ノ池~四ノ池~五ノ池~二ノ池~頂上は回避して~覚明堂~石室山荘~女人堂へ下る
ところが、女人堂からの横道は途中の沢の崩落で普通となっていた。この横道の紅葉が見たかった。
そのため計画を変更
女人堂から石室山荘~覚明堂へ登り~二ノ池~五ノ池~賽の河原~白龍避難小屋横から三ノ池を眺めた。噴火の被害を免れた美しい三ノ池を観たかったんだ・・
7時少し前、松本市内を抜けて木曽へ向かった
9時 ロープウェイの中から、木曽駒の塊りをみる
ロープウェイを下りたところから花畑越しに山頂を眺め上げる
ロープウェイの篭の中から
乗鞍岳~槍穂高連峰
槍穂高岳
はじめはチップを敷き詰めた歩きやすい道だが、その後は階段がつづく
7合目行場山荘
山荘の中を通り抜けることができ、帰り道、ここで大箱の百草丸を(一割引)
百草丸は我が家の常備薬、小瓶に移し山には必ず持参している
8合目・女人堂
ここから右へ折れていいく横道は三ノ池と四ノ池間の尾根につながっている。
8月は2本の雪渓がある。5年前は雪切りをしてくれてあり安心して通ることができた。多分崩落はそこだろう。
横道を少しだけ行ってみたが、紅葉はこれからだった。
どの山も温暖化の影響か、紅葉が遅れているようだ。この時の気温22℃
山頂の上をヘリコプターがひっきりなしに旋回している。
今日はあれから5年目の特別な日、取材のためだろう
色づき始めたナナカマドの遠くの山は
南アルプスの北端のやま、甲斐駒ケ岳
どの不動尊も真っ黒に・・硫黄煙のためか
下に王滝口・田ノ原駐車場がみえる
8合目半あたりから上には降灰が残っている
石室山荘
九合目・覚明堂は入り口がふさがれていた
11時 山頂への道は登らず(今日の山頂は避けたかった)右の二ノ池方面へ
右奥に三ノ池がほんの少しをみえる・・
二ノ池に着いた
二ノ池小屋とその前に二ノ池・・
その池・・5年前の8月2日の湖のような残雪の白とコバルトブルーの美しい湖はなかった
水は向こう側に半分ほどになり、色は・・何と表現したらいいか灰緑色
半分は土砂で埋まっている
小屋の傍にあったお堂はこのように黒くなって扉も開かない
私たちはその静かな空間でお湯を沸かし、お弁当にしようか
美味しいリンゴも出回るようになって、これは「つがる」
豆ごはんのおにぎりに辛子味噌を塗った
作ってくれた温かいソーメンはタイ風スープで
30分の 昼食の後、二ノ池から20分ほど賽の河原に下って、白龍避難小屋に登る。
その横の鞍部から三ノ池を見ることができる
ウ~ン 空が黒っぽい雲に覆われてしまった・・
コバルトブルーに見えるはずの湖面がこの色になってしまった。でもそれなりに美しい・・
今日は三ノ池の無事を確かめるためにここまで来た。そしてそれを見ることができた
この窪地は賽の河原、紅葉したクロマメノキが一部美しかった
さあ、引き返そう。 二ノ池から白龍避難小屋往復50分だった。
建国〇〇神と・・
石室小屋を下から仰ぐと・・この小屋は噴石の被害に遭わなかったという
おふたりとの出会い
八合目近くまでおりてきた時、私たちを追い越しながら「おふたりとも健脚ですね」と中年の男性おふたりが声をかけてくださった。その時の状況をよく覚えたいないが・・
「俺たちあの時の生き残りなんです・・山頂にいたのです・・」「まだ見つからない仲間もいるのです」などとびっくりな話をしてくださった。
何故?私たちに通りすがりのふたりにこんな重い話を?
男性たちは前を歩きながらお話ししてくださるので(軽い老人性難聴の)私は聞き取りにくかった。
今から48年前のことになる。時と場所は異なるが、私の夫も二人の息子を残して山で逝った。
「とにかくおふたりは奇しくも助かった命です。これから大切になさってください」と伝えた。
ご家族もそれを願っていることでしょう。
記念に写真を撮りませんかというと、快く応じておじてくださった。
女人堂まで一緒に歩き、そこに用事がありそうだったので、「お先に~」とそこで別れた。
その後、どうして私たちがこのような話を聞くことになったか考えてみた。
多分、私たちも今日のセレモニーに関係した遺族か関係者だろうと思ったのではないか・・
それとも話したいことが溜っていたのかしら・・などと。
16時 ロープウェイ乗り場
黒い雨雲が出てきたが、カッパを着ることがなく無事山歩きを終えることができた
開田・木曽馬の里からの御嶽山
ここからの御嶽山は大方が雲に覆われていた。
この後、今日の温泉「二本木温泉」に浸かった。
炭酸鉱泉という事でぬるめのお湯に静かに浸かっていると、
体に気泡がぷくぷくと・・気持ちがいい
お腹が空いたので、どこか美味しい蕎麦屋に入ろうかと車の中から探した。
ついに木曽街道ではみるからず、松本市まできてしまった。
Ozakiさん前から狙っていたという双葉町「月の兎影」美味しいラーメンを食した。
この日の歩数;22,565歩 速歩102分 消費カロリー883㎉