ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

10月27日(日)美ヶ原へ登る

2019年10月27日 | 山歩き
 今日は美ケ原の台上である作業をするために山岳会の仲間6人で登った。
 コースはいつもは焼山沢コースだが、先日の大雨で沢山の個所で崩れているという。
 また、水量も減っていないので沢を渡れない。
 そこで、「物見石山コース」に変更された。
 天気は午後から崩れるという予報だ。

 8時、武石公民館出発~美の国・頂上公園~野々入山出会~物見石山~高原美術館~
美しの塔~焼山沢コース出口で作業~昼食~同じ道を下り14:30駐車場~武公民館15:00

 
 美のし国という別荘村の駐車場から笹原の中の登山道を登っていく。
 所どころに唐松の倒木があり跨いだりくぐったり・・
 
 
     



 
 前方に物見石山みえるが、なかなかきつい登山道だった
 私ははじめて歩くコースなので、たのしみたい。


 
 この溶岩の塊りは、古に海の底から上がってきたのかしら 

  
 夏の名残り、フウロソウの紅葉

  
 ドウダンツツジの紅葉




    


 物見石山1,985m


 そこからみえる高原美術館を見下ろす


   
  ここまで岩の塊を踏みながら登ってくると、
           美ヶ原が溶岩台地であることが体感できる。


 
 足元にはマツムシソウや小さなウスユキソウの葉が残っている
 夏の花の様にはいかない、レンズを近づけて撮る
    

  

  
 動きの速い雲の合間に八ケ岳や南アルプスが何とか望める
 台上の反対側には北アルプスだが、今日は全く見えない
 浅間山も雲の中
 
  この辺りは唐松の黄葉がたのしめる
   
 
 美ケ原高原美術館の横を上っていく
   



 
 牛伏山1,990mから王ヶ頭
 今日のコースの最高点で全員集合写真。
 美ケ原の最高点は向こうの王ヶ頭2,006m

     
 台地から頭を出す八ヶ岳連峰の北の端の山、蓼科山だけが雲から頭を出して


 美しの塔と沸き上がる雲
 






 焼山沢コースの出口に設置した絵地図付きの看板
 (もう1カ所は武石観光センター近くコースの入り口)
 

 10年前に山岳会が上田市の補助を受けて設置した
 冬季は強風と積雪から守るために覆いをかけている。


     


 ハイ、このように風で飛ばされないようにロープで結わえて出来上がり

 焼山沢コースは牧柵に添って沢を下って武石観光センターへ
   

   
 さあ、お弁当をちゃっちゃと食べて、来た道を2時間半戻りましょう。

 
 美しの塔 尾崎喜八の詩を読んで・・
 この時撮った写真では十分読めなかったので、資料を調べてみました。

  登りついて不意にひらけた眼前の風景に
  しばし世界の天井が抜けたかと思う。
  やがて一歩を踏み込んで岩にまたがりながら
  この高さにおけるこの広がりの把握になおもくるしむ。
  無制限な、おおどかな、荒っぽくて、新鮮な
  この風景の情緒はただ身にしみるように本原的で
  尋常の尺度には まるで桁が外れている。
  秋の雲の砲煙がどんどん上げて
  空は青と白と目もさめるまんだら。
  物見石の準平原から和田峠の方へ
  一羽の鷹が流れ矢のように落ちていった。

  (尾崎喜八 美ヶ原溶岩台地 ) 





 八ヶ岳連峰とその後方に白くなった富士山を何とか見える?↓
  

  

   
  はあい!八ヶ岳全山が雲から出ました~


 アザミやナデシコ
   


 そしてまた、小さなマツムシソウも


 物見石山を下る頃には雨から霰になった。
  




 
 14時半ころ駐車場
 

 

 濃霧の中,林道を下る

  
 車の中から標高1000mあたりの紅葉をほめる
  


 
 先日の大雨でめくれ上がった林道のアスファルト
   

 15時、武公民館着 
    今日の歩数;22,777歩でした
    同行の皆さん、おつかれさまでした~
 
コメント
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