ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

6月2日(日) 岳沢小屋往復

2013年06月05日 | 山歩き

いい天気に誘われて(私はウエストン祭はパスさせていただき)岳沢小屋まで登って見ることにした。7時半朝食だから・・・8時に宿を出て、12時の「終わりの会」の間に合わせるには、4時間で往復しなければ・・とでかけた。

登山道は雪崩でなぎ倒された樹木でふさがれ、道は作り直されている。

羊歯のいろいろ

 

 

エンレイソウ

白花のエンレイソウ

ヤマエンゴサク

1時間ほど登ると、夏道にも残雪が

上高地の向う、雲のかかった乗鞍岳がなんとかみえる・・・

ズームしてみよう

霞沢岳は

上高地の中心部、河童橋付近をズームしてみよう。ウエストン祭が行われているウエストン・レリーフは河童橋から5分ほど下ったところ。そろそろ始まる時間だね・・・

岳沢小屋に近づいてきた・・山の尾根から雲が下りてきた・・

タカネザクラ〈高嶺桜〉

 

 

写真を撮りながら2時間登って、岳沢小屋が見えてきた。上部の沢から2~3パーティーが下りてきて、すれちがって下っていった。残雪や登山道の状況は槍ケ岳グループのそれぞれの小屋が頻繁に出してくれるブログの情報から知ることができ、ここまで安心して登ってくることができた。

 

小屋の坂本支配人は休暇で里に下りており、留守は新人さんと大天井ヒュッテ支配人の小池氏だった。下りに必要な時間をひくと、ここでの休憩時間は30分しかない。コーヒーをご馳走になり、宿に残っている友人に頼まれたこの小屋のバンダナを買った。

そうこうしていると、顔面を真っ赤にした単独行らしい登山者が現われた。傷は鼻頭に有るだけで、言葉ははっきりしないが意識は問題ないように思われた。急いで材料を出して手当てをお手伝い。小池氏は“・・・・その装備だと、ここから上には行っちゃダメだって言っただろう!だからこんなことに!”と本気で叱っていた。

実は、今回ここまで登ってきた目的のひとつは、この帽子を坂本支配人にみてもらうためだった。

北海道士別に住む友人(槍ケ岳OB会員のMさん)がこの帽子を作ってくれたのだが、使った材料は岳沢小屋のバンダナなのだ。それを被っているいるモデルは汗だくで草臥れているbabaでイカサないけど・・下界で被った時はとっても感じがよかったんです

さあて、私も急いで下らなくっちゃ! と出発し、西糸屋に到着したのは12時15分。「終わりの会」の挨拶が始まった時だった

ウエストン祭は成功裏に終わったそうで(他人ごとですみません) 終わりの会も大いに盛り上がったのでした。

 

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6月2日(日)上高地の朝

2013年06月05日 | 山歩き

朝6時、 高曇りで晴天ではないが、なんとか山は見えている。

 

早朝、西糸屋山荘の2階ベランダに枝を延している小梨の花

 

 

奥穂高岳3190mをズーム

 

明神岳の向うから朝陽がさしてきた。

 河童橋の少し上流で撮った。岳沢小屋はこのカールのどんづまりにある。 やっぱり、今日はその小屋まで行ってこよう!

 

定番のアングルで・・河童橋を入れて撮っておこう。朝早い時間は人が少なくていい・・・。

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ウエストン祭・記念山行 徳本峠を下って上高地へ

2013年06月04日 | 山歩き

 峠をジグザグと下り始めると・・・間もなく北向きの急な沢は沢山の残雪で埋め尽くされていた。

昨年とはまったく様相が違っている!雪切りもされていない。先行者がつけたステップを頼って下ることになった。残雪は黒沢が白沢に合流するあたりまで続いていた。

   

このようなことも発生!プロのガイド氏が腰紐をつけて降りることになった。

 

雪が溶けている場所には、淡いピンクのショウジョウバカマ〈猩猩袴〉が

 

2時間かけて雪渓を下り終えると、オオカメノキが美しい

タチツボスミレやニリンソウ、ヤグルマソウなどをぬって歩く

カニコウモリソウ;ここのコウモリソウはまだ花芽は付いてませんね

 アカバナのエンレイソウ

 上高地に下りて

 

 河童橋からは穂高上部は雲で覆われ、岳沢カールだけが見えていた。

 

 河童橋から下流をみると、焼岳は頂上は雲の中。

 

17:30 宿泊地の西糸屋山荘到着!”本当に お疲れさまでした!”と 日本山岳会信濃支部の役員の皆さんに迎えていただいた。これで私の医療・救護ボランティアというお役目は無事(かな?)終了した。

5月末にいつもより早い入梅り宣言があり、この週末も雨の予報が出ていた。翌日の行われたウエストン祭もお天気は心配ないぞと、準備を進めてきた担当者の皆さんは安心して夕食のご馳走をたのしまれていた。

 

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ウエストン祭・記念山行 徳本峠越え;岩魚留~徳本峠小屋

2013年06月04日 | 山歩き

10:00 

今は無人小屋となっている岩魚留小屋で、先に着いた方たちも休憩中。後からは安曇小学校のこども達と父兄の皆さんもここで休憩する。

おにぎりひとつ食べて、さあ腰を上げよう。これから2200mの峠までは登りが続くのだ。

花を堪能しながらゆっくりと登った。

間もなく、残雪も現われた

サンカヨウの群落

葉も蕾もまだ縮れている

 

そして、今年も期待していたヤマシャクヤク〈山芍薬〉に逢えました!

まだ、硬い蕾と・・

ふっくらとした蕾と・・

すこ~し開きはじめて・・

ツバメオモト〈燕万年青〉

まだ茎も伸びていない蕾

マイズルソウ〈舞鶴草〉 ツバメオモトとマイズルソウ、そしてエンレイソウも同じユリ科。

まだ、花丈は小さかった

エンレイソウ

ニリンソウの咲き乱れる登山道をゆっくりと登っていく

美味しかった“ちから水”

 

ミドリニリンソウ

 

間もなく峠だよ~!

峠に出た! ふう~ でも、西穂高も明神岳も雲に隠れている。

 

13:00~14:00 お昼休憩 徳本小屋では、豚汁と鯖缶入りうど汁が待っていた!

美味しい!ご馳走さま! 男衆はお酒も・・・まだたいへんな下り坂が待っているんですよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

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6月1日(土)ウエストン祭・記念山行徳本越え同行記

2013年06月02日 | 山歩き

 日本山岳会信濃支部がウエストンを讃えて開いている「ウエストン祭」 毎年、6月第1日曜日に上高地のウエストン碑の前で行われている。今年は67回目という。 過去、何回か観客として参加していた。その前日には徳本峠(とくごう峠)の記念山行が行われている。

今年は医療班のボランティアとして同行した。以前は「数百人が歩いた」と書かれている書物もあったが、今年の参加者は小学生からお年よりまで、約100人という。島々~徳本峠~上高地まで20㎞を一日で歩くという強行軍だ。今年の徳本峠2200mには残雪が多く、特に上高地側への下りは冷や汗ものだった。6時に出発し、アンカーの私たちが宿泊地である上高地・西糸屋に到着したのは17時半だった。徳本小屋での1時間の昼食を含めて、11時間半歩いたことになった。

5:50 島々公民館前で出発式。関係者の挨拶、注意事項などが行われた。

公民館前には温かいお茶や漬物など、地域の皆さんからのおもてなしがうれしい。

6:00 既に多くの皆さんは三々五々、出発し始めている。私も含めて、アンカーを務めた面々はゆっくり記念写真を撮りましょうと・・・

島々谷・南沢を遡行します。

向こう岸には栃の花

頭上にはヤマツツジ

足元にはオドリコソウ

ラショウモンカズラ〈羅生門蔓〉

ランの仲間

クルマバツクバネソウ〈車葉衝羽根草〉

コミヤマカタバミソウ・・ボケてますが、好きなんです~

オシダ〈雄羊歯〉が茂る島々谷

コチャルメラソウは群落になって・・花の形がラーメン屋が吹くチャルメラに似ているそうです

タガソデソウ・〈誰が袖草〉を見つけた!

 

 

 

コメント (2)
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