雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

退院し いっしょの幸を かみしめる

2009-02-03 11:10:50 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常
昨日、風ちゃんは
日帰り入院で、手術をしました。

夕べから絶食で、食事も水もNG。

午前11時までに、病院に来るようにいわれ
少し前に着きました。

誰もいない待合い室で
私は、気を紛らわせるオヤツがないので、
「風ちゃん~♪かわいいワン、風ちゃん大好きよ♪」とか
楽しそうに歌いながら遊んでみました。

(すでに、かなりヘンなおばさんよね)。

まずは、麻酔をするための血液検査です。

体重を測り体温をはかり・・・・。
そこまでは、平気だったんだけど

意外なところで落とし穴が

点滴のチューブを通すために「腕の毛をちょっと苅りますね」と、
先生がバリカンをかけようとした途端。

風ちゃんのイヤイヤスイッチが入ってしまいました。

お家シャンプー派の風だから、
バリカンはほとんど体験したことがなく
その音にびっくり。

先生が持っていた手を振り払って、逃げようとしました。

だけど、なんとかなだめて、バリカンをクリア。

次は、「最大の難関」という、少し痛みがあるという血液採取と、チューブ入れ。

今度はどうなることか・・・・?
と思ったら、注射は過去に経験があったせいか
バリカンのような音がしないからか、
こちらは「どうぞ」状態でした。

もちろん、その最中
私は、風ちゃんを固定しながら
「風ちゃん、えらいね。頑張ってるね。すごいよ。さすが!」と
ひっきりなしに、励ます声をかけました。

それが通じたのか、スムーズに手術の準備ができました。

その後は、チューブを抜かないように、エリザベスカラーをして
手術までの時間を病院のケージで待機。

愛用のマットと、毛布を入れて
風ちゃんに入ってもらいました。

「ハウス」というとカラダを中にいれようとするんたけど
エリザベスカラーがひっかかって、うまく入れない。

なんとか手助けして、ケージに入ることができました。

「血液検査の結果が出るまで20分ほど、かかりますので、待合い室で~」と言われましたが

「じゃあ、私はここで待っています」と少しでも風ちゃんのそばにいたかったので
ケージの前で待機させてもらいました。

風ちゃんは、少しうれしそうな顔に見えますが
内心はドキドキ。

見ていると、胸がバクバク大きくなったり小さくなったり
していました。

その後の血液検査の結果は、すべて正常値。

ただし、夕べからの水を飲んでいないので、脱水症状だけが出ているとのこと。
これは、手術の時、点滴で水分を入れるので大丈夫だと言われました。

さっき胸がバクバクしていたのは、脱水のせいだったのね。

見学はダメということだったので、
後髪をひかれながらも
そして、後は先生にお任せすることにして、私は動物病院を後にしました。



それから、約30分後
「麻酔も正常に働き、今から手術をはじめます」と電話がありました。

そして、約1時間半後
「手術が無事に終わりました」と。
後は「麻酔がさめるのと、後の経過をしばらく見たいので、夜7時頃にお迎えにきてください」と。


そして、7時少し前に行きました。
まぶたの方はキレイに切除できたとのこと、念のため腫瘍を病理検査に出すことになりました。
歯石のは、見えないところにたまっていたらしく、けっこう手間がかかったとのこと。
奥の裏側にどうしてもとれないところができてしまったらしくて、ちょっと残念。

そして、風ちゃんとの対面の前に清算。
諭吉さんが4人も私からサヨナラしてしまいました。
(思ったよりもかかって、ちょっとショック)

だけど、


だけど



たけど




診察室に入ったとたん、

目に飛び込んできたのは


「ママが来た!やったぁ!」と
小躍りしながら大喜びする風ちゃんの姿。


それを見たら、諭吉さんのことはすっかり、忘れていましたワン。


普段あまり顔ペロや飛びつきをしない
風ちゃんがしっぽふりふりで、全身で喜びをあらわし
抱きついてきました。
私の顔をペロペロしたいけれど
エリザベスカラーが邪魔でうまく届かない。

私の方が顔を近付けてあげると
何度もなめて、喜びを噛み締めていました。

「風ちゃん、偉かったね。頑張ったね」
私は、おもいっきり、ほめまくりました。

先生から
「吠えたりもせず、ずっととってもいい子でいましたよ。
シャイなのか、ちょっと怖がるそぶりはありましたが
一生懸命我慢していましたよ」と。

ほんまに、風ちゃんは、ええ子や。


私の自慢や。


----親ばか街道まっしぐら-----




「まだ麻酔が残っているので、本日中は絶食で安静に…。散歩は明日から」といわれ
病院を後に。

車で邪魔になるので、とりあえずエリザベスカラーをはずして乗ってもらいました。


(でも、帰りにちょっとだけ、公園によったんだけどね。
風ちゃんも、公園についたら、うれしそうでした)





帰宅後は、のんびり。
車から下ろしてしばらくは、目をかいたりしなかったので
エリザベスカラーをはずして、様子を見ました。
でも、点滴していた手をなめだしたので、しかたなくカラーしました。


そして、今朝。丸一日の絶食でかなりお腹がすいていたみたいで
朝食もお薬もペロリでした。

朝はパパに散歩にいってもらったけれど、いつもどおりだったみたい。

さて問題は、エリザベスカラー。
これがあると、階段の上り降りもできないし、日常生活では不便。


散歩や食事、家の中を移動する時など、私たちが目の届く時はずしています。

「夜は麻酔の影響で、体温がさがりやすいので、気をつけてください」と言われたので
夕べは、エリザベスカラーをはずして、私の腕がカラー代わりになるよう
だっこして、いっしょに寝ました。

つけているとクレートにも入れないし。。。。

だけど、そばにいない時は、目を掻いてしまうと危険なので、やはりつけています。

そうそう、ストレス解消のために
今朝も、アルマジロで遊ばせました。

アルマジロに夢中になっている時は、神経がおもちゃに集中していて
掻いたりしないんですよね。

その時もエリザベスカラーをはずして遊ばせましたよん。



今は、遊び疲れて、私の布団の上で寝ています。
目が届かないので、再びエリザベスカラーをつけています。

今日は、午後から仕事で外出するけれど、やっぱりつけとかんとあかんやろなー。
だけど、つけていたら、御留守番のおやつ&オモチャで遊び食べできないし・・・・。

うーん、どうしょうかな。

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