雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

ハロウィンの 衣装でセラピー 似合うかな?

2016-10-07 09:21:13 | 優良家庭犬&セラピードッグ
今日は、鈴ちゃんのお誕生日。

6歳になりました。

鈴ちゃんおめでとう!!


いつまでも子犬のようなしぐさや無邪気さがある鈴は、我が家ではついつい子犬扱いを

しちゃうこともあったのですが、6歳というと人間でいうと熟女?!


40歳ぐらいみたいですね。

私の40歳の時といえば、雑誌編集の仕事をバリバリやって、超多忙だった頃。


まだカラダの無理も効いたし、深夜まで仕事をしていることが多かったような。

そして、風ちゃんと運命の出会いがあって、自分の人生が大きく変わった時期でもありました。



鈴も今、そんな年齢に突入??

ノリノリで自分の得意なことができる時かもしれませんね。

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鈴は、大阪のどこかで人知れず生まれ、子犬の時に捕獲され

超怖がりな性格ゆえに
「人間に慣れることがない」
「人間家庭で飼育することは無理だ」
というレッテルを貼られ


殺処分が決定していたワンコ。



子犬なのに、譲渡対象ではなく

殺処分ブースに入れられて、一緒に収容されているワンコたちが殺されていく恐怖を感じながら、過ごしていました。


今は、動物愛護管理法も改正されて、国をあげて「殺処分ゼロを目指す」方向に進んでいるので

鈴のようなタイプの子犬も殺処分が減っていると思いますが


鈴が生まれた6年前は、まだ新しい動物愛護管理法も試行されていなくて

知り合いの動物愛護ボランティアさんが収容所で鈴を見つけた時は殺処分が決定していたました。


「まだ子犬なのに…。育て方次第でなんとかなるはず」

そう思った動物愛護ボランティアさんがかなり粘って、引き出し交渉をしてくれました。


しかし、施設側は「この犬は譲渡に出せない」「人を咬むようになる」「譲渡しても結局は育てられなくて、処分されに戻ってくる」と断固として、譲渡に反対したようです。


でも、引き出した後は「絶対に施設に戻すようなことはしない、責任をもって飼育する」ことを約束し、粘り勝ちで鈴を引き出してくれたんです。


そして、保護主さんが殺処分の収容から、鈴を引き出してくれて

我が家のワンコになりました。





という保護犬出身の鈴だから、本当の誕生日はわかりません。

乳歯の抜け始めた時期などから逆算して、10月7日を誕生日と私が決めて犬の登録をしたんですよ。




人慣れしていない野犬の子犬でも、家庭犬として

「犬も飼い主家族も幸せに暮らせる」という実例になるため


私たちもかなり頑張りました。



そう、とても頑張ってくれたのは、風ちゃんかな。


風ちゃんという、幸せホルモンいっぱいのワンコのいる家庭だったから、

鈴もすぐに安心して楽しく暮らせたんだと思います。



犬は、人間の子供と同じように、人間家族との愛情や絆をいっぱい感じる時に

幸せホルモンのオキシトシンが出ます。


オキシトシンは、その成分をスプレーするだけでも、効果があるというような研究もあるぐらいなので。




犬は、その感情から出るフェロモンもキャッチする機能があるので、幸せホルモンの多い個体のフェロモンもそばにいる犬にも影響があるはずです。


つまり、風ちゃんから出る幸せホルモンからも、なんかしら幸せを感じるフェロモンが出ていたはず。


我が家にやってきた鈴は、その幸せのフェロモンを感じで

うちに来た日から、超楽しそうに遊んだりしていたんだと思います。


そうそう、来た当日

風のベッドを横取りしたのも、そういうワケだったのかもしれません。



そういう、風の幸せな感情が、子犬の鈴にも影響したのは確かだと思います。


超ビヒリ、超怖がりで、人に懐きにくいワンコでも


飼い主さんとの絆ができていて、幸せホルモンを放出しているようなワンコがもともといる

家庭だと案外すんなり、家族になれるような気がします。



今は、ひとりっ子生活を楽しんでいる鈴ですが

最初からにひとりっ子生活だったら、きっと今のような鈴ちゃんじゃなかったですね。


風ちゃんがいてくれたからこそ、今の鈴がいる。



今の鈴ちゃんだから、ひとりっ子生活も大丈夫だけど、最初からは無理だったかもです。



さて、鈴がハロウィンコスチュームを着ているってことは・・・・。


そうです、この衣装でアニマルセラピーのボランティアに行ってきました。




このスタイルで、施設の高齢者をたくさん笑顔にしてきましたよ。



そして、施設でのボランティア活動を終えた後

「そうだ、うちのおばあちゃまにも、鈴のハロウィン仮装を見てもらって

 鈴にセラピーしてもらおう!」と思って、鈴を連れて行ってきました。



引っ越し後、鈴を連れて行ったのは初めてです。


といっても義母の部屋3階にあっては、ペット飼育禁止。


一階は、ペット飼育可なんですが上の階は、全部ダメみたいです。


ただし、一階のエントランスやロビースペースや中庭に続く廊下などは、

抱っこかカートならばペットOK。


そして中庭には、ここの住人のワンちゃんが利用できるドッグランがあるんです。


基本は、住人のワンちゃん専用らしいのですが、住人の家族のワンちゃんも利用OKなんですよ。


ここがそのドックラン。




おっ、小型犬って書いてありますね。


まぁ、鈴だったらギリギリ小型犬ってことで。



そしてセラピーの時のハロウィン衣装を見てもらいました。


義母がベンチに座ると

すっと足元によって、オスワリするりんちゃん。





鈴のこの姿を見て、めっちゃ笑顔です。

そしてしばらく鈴とお話し。




鈴はセラピードッグだから、身内の高齢者も癒さないとね。






鈴も久しぶりに、おばあちゃまに会えてうれしかったね。


8月末から、こちらに引っ越しして

もっと早く鈴を連れてきたかったけれど


雨ばかりでなかなかそのチャンスがなかったんですよね。


それが今回やっとかないました。



これからは気候もよくなるので、義母に中庭まで降りてきてもらったら

いつでも鈴との時間を過ごしてもらえそうです。



まぁ、次はこんなコスチュームは、着ていないけどね。







最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。


在りし日の風ちゃんショットです。


泉自然公園の桜ですね。


鈴のことを考えても、やっぱり風ちゃんの存在は偉大だったと思いますね。