昨日は、 NPO法人[動物愛護社会化推進協会]の2012年秋の公開シンポジウムに参加してきました。
テーマは、「ペットの平穏な死を考える」。
夕方に帰宅して、その後 風鈴の散歩をして
夜ゆっくり、パソコンに向かえると思っていたんですが
疲れて、お風呂にも入らず寝ちゃった私。
なので、コメントのお返事&訪問が遅れちゃって、ほんまにすまんです。
シンポジウムには、3名の方の講演とパネルディスカッションがありました。
その中に、風が手術と入院でお世話になった、VRセンターの方もいらっしゃいました。
VRセンターは、特殊な動物医療施設。
一般の動物病院ではできない、CTやMRIの検査と手術を「動物病院」からの紹介で専門に行っているところです。
風ちゃんも、CT検査、手術、入院とすべてを体験し、動物看護士さんに大変お世話に
なりました。
でも、今回のシンポジウムで、ここの動物看護士さんの苦労を知り、さらに大変な仕事だと実感しました。
一般の動物病院だと、健康診断やワクチン、フィラリアの検査や、予防薬をもらいに・・・・など
健康なワンちゃんもやってきます。
また、子犬の頃から、ずっと通い続けくれるワンちゃんもいて、その子の成長を
見守って行ける楽しみがあります。
もちろん、病気のペットの治療もしますが、元気になってからも、健康診断などで顔を出すことが多いので、それか喜びだったりします。
大変なことも多いけれど、治療していた子が元気な姿を見せてくれるのは、喜びだったりするそうです。
でも、2次診療施設のVRセンターは、健康なペットは、まず来ません。
それも、一般の動物病院で、疾患の原因がわからないものや、すでに重篤になっている病気のペットがやってくるのです。
手術のプロフェッショナルが揃っている施設なので、ここでは毎日4件の手術が行われているそうです。
それでも、風ちゃんの時も、CT検査から随分待たされたので、常に手術の順番を待っているペットたちがいるってこと。
検査結果が出て、飼い主さんがペットの手術を決意した場合、
スタッフは、手術に最善を尽くし
術後も24時間態勢で、容態の変化を見てくださっている。
それでも、やはり亡くなってしまう子も、多いのだそう。
もともと、難しい手術ということもあるだろし、手術が成功しても2日後ぐらいに合併症などが出て
容態が急変して、亡くなる場合もあるという。
私が思うに、VRセンターまで愛犬や愛猫を連れて来る飼い主さんは、非常にかなりその子のことを愛している場合が多くて、絶対に助けてくれると信じてやってくる。
それが、風ちゃんのように手術が成功して、笑顔で退院できる場合は、いいけれど
そうじゃない場合の飼い主さんに、動物看護士さんは、どうしてあげたらいいのか、常に悩むのだそう。
患者さんである動物の死は、飼い主さんも辛いけれど、担当している動物看護士さんも辛い。
そういうこともあり、「動物看護士が天職」だと思われているような人でも、メンタル的にダメージを受けて、ここでの職務を続けられない人が多いんだって。
その話を聞いたとき「ああ、私は風ちゃんがお世話になっている時、なんて感謝がたりなかったんだ」と。
いや、食欲がない風ちゃんに、ウエット食をわざわざ手からあげてくれたり
いろんな努力をしてくださり、本当に感謝していた。
その感謝をお手紙などにして、ちゃんと伝えなかったんだろうと、思っちゃいました。
いや、それは抜糸の時に「腎細胞がん」の告知があって、そのショックで私自身余裕がなくなっていたから。
でも、数ヶ月後には、またCT検査でお世話になる風ちゃんだから、
その時に、ちゃんと感謝の気持ちを伝えようと思いました。
また、昨日のシンポジウムでは、動物は自分の死期を自分で決めているのではないか?
という話が出ていました。
頑張って生きようとするのか、「もう、自由にして。私天国に行くから」と旅だって行くのかは
その子自身が決めている…。
てな、話が出ていました。
そういえば、風ちゃんの手術前に、執刀医の先生から、詳しい手術の内容を聞かされた時に
「私たちは、最善を尽くしますが、後は風ちゃんがどれだけ頑張ってくれるかです」と
言われました。
(風ちゃんが頑張るって、風ちゃんは麻酔で寝ているだけやん)とチラっと思った私。
でも、麻酔で意識はなくても、生きようとするパワー、病気に打ち勝とうと頑張るカラダがなければ
手術が成功しても、元気になれない場合があるんだと実感しました。
麻酔されていても、手術中、風ちゃんのいろんな臓器は生きているし、血も流れているし、心臓も動いている。
手術中、疾患場所以外のそれらが、全部頑張っているからこそ、命が助かったんだと、つくづく思いました。
頑張るのは、意識だけじゃない、カラダのすべてなんだと。
手術を頑張った風ちゃん、そして入院中、術後の痛みとも頑張って耐えてくれた風ちゃん。
今になって、本当にすごいことだったんだと実感しました。
逆に「ボクがこのまま生きても、大好きなパパやママを困らせるだけ。ボク、頑張れない。だからいいの旅立つの」と逝ってしまうこともあるかもしれない。
その覚悟は、しておかないと・・・と思いました。
また、今回のシンポジウムでは、大学の名誉教授で住職でもある方のお話がありました。
「人間の場合、4割の人が自分が亡くなる前に、お迎えが来るそうです」と。
「お迎え」とは、夢か現か幻かわからないけれど、先に旅立った親や兄弟、親友などが現れて
こちらの世界へ来る時がきたと、迎えにくることです。
そのお迎えを体験した後、亡くなることが多く、「お迎えがきている」と言った8割の人が平穏な死だったとう話です。
そのお迎え役には、先に旅立った親や兄弟、親友など人間の場合もあるけれど
先に旅立った愛したペットがお迎えに来ることも多いのだそう。
「ペットは、死んでからも、飼い主を見守り、その飼い主の最期の時まで、愛してくれた人が平穏な死をとげられるよう、お迎えに来るのかもしれない」とその住職さん。
そういうことも、あるような気がします。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
風ちゃんが生きていることに感謝!!
今日もポチっをお願いします。
←すみませんが両方押してください→
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
鈴ちゃんの応援も、よろしくお願いします。
追伸、ぷぅたろさん。
地図を見たら、大阪工業大学の枚方キャンパスと山田池公園は、車ですぐだと思います。
もちろん、ワンコOKです。
私は、今日は夫の実家に行くことになったので、山田池公園へはいけませんが
花が好きな人なら、楽しめると思います。
ワンコ連れじゃなかったら、樟葉駅前のくずはモールとかでショッピングなども、時間をつぶせると思います。
つきあえなくて、ごめんなさいです。
テーマは、「ペットの平穏な死を考える」。
夕方に帰宅して、その後 風鈴の散歩をして
夜ゆっくり、パソコンに向かえると思っていたんですが
疲れて、お風呂にも入らず寝ちゃった私。
なので、コメントのお返事&訪問が遅れちゃって、ほんまにすまんです。
シンポジウムには、3名の方の講演とパネルディスカッションがありました。
その中に、風が手術と入院でお世話になった、VRセンターの方もいらっしゃいました。
VRセンターは、特殊な動物医療施設。
一般の動物病院ではできない、CTやMRIの検査と手術を「動物病院」からの紹介で専門に行っているところです。
風ちゃんも、CT検査、手術、入院とすべてを体験し、動物看護士さんに大変お世話に
なりました。
でも、今回のシンポジウムで、ここの動物看護士さんの苦労を知り、さらに大変な仕事だと実感しました。
一般の動物病院だと、健康診断やワクチン、フィラリアの検査や、予防薬をもらいに・・・・など
健康なワンちゃんもやってきます。
また、子犬の頃から、ずっと通い続けくれるワンちゃんもいて、その子の成長を
見守って行ける楽しみがあります。
もちろん、病気のペットの治療もしますが、元気になってからも、健康診断などで顔を出すことが多いので、それか喜びだったりします。
大変なことも多いけれど、治療していた子が元気な姿を見せてくれるのは、喜びだったりするそうです。
でも、2次診療施設のVRセンターは、健康なペットは、まず来ません。
それも、一般の動物病院で、疾患の原因がわからないものや、すでに重篤になっている病気のペットがやってくるのです。
手術のプロフェッショナルが揃っている施設なので、ここでは毎日4件の手術が行われているそうです。
それでも、風ちゃんの時も、CT検査から随分待たされたので、常に手術の順番を待っているペットたちがいるってこと。
検査結果が出て、飼い主さんがペットの手術を決意した場合、
スタッフは、手術に最善を尽くし
術後も24時間態勢で、容態の変化を見てくださっている。
それでも、やはり亡くなってしまう子も、多いのだそう。
もともと、難しい手術ということもあるだろし、手術が成功しても2日後ぐらいに合併症などが出て
容態が急変して、亡くなる場合もあるという。
私が思うに、VRセンターまで愛犬や愛猫を連れて来る飼い主さんは、非常にかなりその子のことを愛している場合が多くて、絶対に助けてくれると信じてやってくる。
それが、風ちゃんのように手術が成功して、笑顔で退院できる場合は、いいけれど
そうじゃない場合の飼い主さんに、動物看護士さんは、どうしてあげたらいいのか、常に悩むのだそう。
患者さんである動物の死は、飼い主さんも辛いけれど、担当している動物看護士さんも辛い。
そういうこともあり、「動物看護士が天職」だと思われているような人でも、メンタル的にダメージを受けて、ここでの職務を続けられない人が多いんだって。
その話を聞いたとき「ああ、私は風ちゃんがお世話になっている時、なんて感謝がたりなかったんだ」と。
いや、食欲がない風ちゃんに、ウエット食をわざわざ手からあげてくれたり
いろんな努力をしてくださり、本当に感謝していた。
その感謝をお手紙などにして、ちゃんと伝えなかったんだろうと、思っちゃいました。
いや、それは抜糸の時に「腎細胞がん」の告知があって、そのショックで私自身余裕がなくなっていたから。
でも、数ヶ月後には、またCT検査でお世話になる風ちゃんだから、
その時に、ちゃんと感謝の気持ちを伝えようと思いました。
また、昨日のシンポジウムでは、動物は自分の死期を自分で決めているのではないか?
という話が出ていました。
頑張って生きようとするのか、「もう、自由にして。私天国に行くから」と旅だって行くのかは
その子自身が決めている…。
てな、話が出ていました。
そういえば、風ちゃんの手術前に、執刀医の先生から、詳しい手術の内容を聞かされた時に
「私たちは、最善を尽くしますが、後は風ちゃんがどれだけ頑張ってくれるかです」と
言われました。
(風ちゃんが頑張るって、風ちゃんは麻酔で寝ているだけやん)とチラっと思った私。
でも、麻酔で意識はなくても、生きようとするパワー、病気に打ち勝とうと頑張るカラダがなければ
手術が成功しても、元気になれない場合があるんだと実感しました。
麻酔されていても、手術中、風ちゃんのいろんな臓器は生きているし、血も流れているし、心臓も動いている。
手術中、疾患場所以外のそれらが、全部頑張っているからこそ、命が助かったんだと、つくづく思いました。
頑張るのは、意識だけじゃない、カラダのすべてなんだと。
手術を頑張った風ちゃん、そして入院中、術後の痛みとも頑張って耐えてくれた風ちゃん。
今になって、本当にすごいことだったんだと実感しました。
逆に「ボクがこのまま生きても、大好きなパパやママを困らせるだけ。ボク、頑張れない。だからいいの旅立つの」と逝ってしまうこともあるかもしれない。
その覚悟は、しておかないと・・・と思いました。
また、今回のシンポジウムでは、大学の名誉教授で住職でもある方のお話がありました。
「人間の場合、4割の人が自分が亡くなる前に、お迎えが来るそうです」と。
「お迎え」とは、夢か現か幻かわからないけれど、先に旅立った親や兄弟、親友などが現れて
こちらの世界へ来る時がきたと、迎えにくることです。
そのお迎えを体験した後、亡くなることが多く、「お迎えがきている」と言った8割の人が平穏な死だったとう話です。
そのお迎え役には、先に旅立った親や兄弟、親友など人間の場合もあるけれど
先に旅立った愛したペットがお迎えに来ることも多いのだそう。
「ペットは、死んでからも、飼い主を見守り、その飼い主の最期の時まで、愛してくれた人が平穏な死をとげられるよう、お迎えに来るのかもしれない」とその住職さん。
そういうことも、あるような気がします。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
風ちゃんが生きていることに感謝!!
今日もポチっをお願いします。
←すみませんが両方押してください→
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
鈴ちゃんの応援も、よろしくお願いします。
追伸、ぷぅたろさん。
地図を見たら、大阪工業大学の枚方キャンパスと山田池公園は、車ですぐだと思います。
もちろん、ワンコOKです。
私は、今日は夫の実家に行くことになったので、山田池公園へはいけませんが
花が好きな人なら、楽しめると思います。
ワンコ連れじゃなかったら、樟葉駅前のくずはモールとかでショッピングなども、時間をつぶせると思います。
つきあえなくて、ごめんなさいです。