テレビの番組で、孔子の子孫と言われる人物が、今回の震災に対して、
「共産中国は、百数十億円を寄付した」
その場にいた人々はビックリ、そんなことは聞いたことがない、すると、この子孫さま、
「台湾は中国に属している、だから台湾の寄付は中国の寄付だ」
この番組を、直接、見ていない、友人が教えてくれた、
「すごいですね」
「ああ、ホンネが出た」
「とんだ孔子の子孫ですネ、孔子の面汚しですかナ」
「いえいえ、孔子そのものじゃあないですか」
「というと」
「あの人たちは、漢民族中心主義ですからね、漢民族以外は人間じゃあない」
「『東夷西戎南蛮北狄(とういせいじゅうなんばんほくてき)』、彼らの周りの国々・人々は、国ではない、人間ではない」
「『東夷』の『夷』は『弓に人』、『戎』は戈(ほこ)、『蛮』は虫、『狄』は獣(けもの)偏です」
「そもそも、中国とは、世界の中心ということです」
「それは、日本人には分からないコトでしょうネ」
「それに、直近では、航空母艦が建造できるということで、大変な騒ぎ、これで中国は世界の列強になれたということでしょうか」
「今更でしょうが、どれだけ中国のプライドを踏みつけられ続けたということ、この国民感情・民族感情が、意外な作用を果たすことになるかもしれない」
「まったく、うまく持っていかないと飛んでもないコトになる、国際政治・国際関係は一寸先が闇(やみ)」
今回の発言、図らずも彼らのホンネが出た、ホンネが聞けた。