ゲルマン民族は森林で生活していた、彼らには、tree worship・樹木崇拝がある、何年か前、拝殿の鳥居の前で顔を真っ赤にしてコーフンしている白人男性がいた、
「なにを見た いや なにを感じたのだろう」
二月下旬の寒い日の午後、外人の集団がやって来る、みな180センチ以上、ぐんぐん近づいてきた、一瞬、神宮の森が、
「ゲルマンの森林になった」
彼らは、ここで、特別な感激に襲われるのではなかろうか、都会化してしまったヨーロッパの街よりもふるさとを感じる、古代のローマ人は、そんな彼らを、
「野蛮だが 高貴な気質がある」
体力に恵まれ、しっかりとした骨格を筋肉がおおう、彼らは、おどろくほど大量のサケを飲み、友人や仲間を大切にし、生涯一人の婦人を愛する、代々木公園では、ベビーカーを中心に、若い母親と父親、その兄弟が囲み、もう、立派な一部隊だ、おんな親にしたって、180センチの上背で太い腕、草食系の二人や三人をぶっとばせそうだ。
民族のcore personality・核性格は千年二千年では変わらないのかもしれない、そして、日本人の一部・日本文化の一部に、彼らに通じるものがあるのは、タイヘンに興味深いことではなかろうか。