ある国会議員の後援会で、
「タローちゃん うちのバカむすこ おねがいしますよー」
5日ほど後に、
「押しこんでおいたよ」
「さすが タローちゃんね」
このヤリトリの解明、後援会のオンナ・ボスが、できの悪いバカ息子の就職を国会議員に頼んだ、そのセンセーさまは実力者、ある公団の職員に就職させてしまった、さて、このタローちゃんとは、いったい、だれでしょう。
青い目の日本人の調査で、東北の各地を訪問したのだが、原子力発電所の反対運動のエピソードをキャッチした、反対派のリーダーのバカ息子を発電所の社員に採用、そこで、反対運動が腰砕け、よくあるケースらしい、過疎化のすすむ地方都市では、これといった就職先はない、だから、発電所の給料はタイヘンなもので、さっそく左ハンドルのクルマを乘りまわし、フィリッピン・パヴに入り浸る、だから、年中、酒気帯び運転なんだが、どういうわけかつかまらない。
トヨダのツイン・キャブで北海道に出かけ、東北地方を南下した、夜の9時ごろ、時速70kmでカーブに入ると、タイヤがツーとすべり、対向車線に飛び出てしまった、幸いに、クルマが来なかった、ただただ、ウンがいいだけ、そのカーブではそうなるのだが、地元の人しか知らない、初めてでは分からない。
その県では、他県ナンバーのクルマだけをつかまえることを聞いた、神宮の崇敬会のメンバーを見ていると、地方の名士や資産家の知的センスは、もう絶望的で、なにを言っても通用しそうにない、保守政権の大半が、彼らレベルなんだろう。
そこに、どうにもならないニッポンの特殊事情がある、そのニッポンが、あの時のクルマのように、右へ右へとすべっている、左も困ったものだが、右もメンドウだ、どうなるか、今年は、分岐点かもしれない。