山田電機のテレビの前に、ヒトが群がってしまった、仕事をサボタジューしたようだ、合唱している婦人、その時、
”ハニュー ユズル JAPAN "
スッー、
「クルクルクルクルリン パッ」
4回転だな、
「シャ・シャ・シャ・シャー」
大マタびらき、アメリカのテレビが、
「SILKのような 優美なうごきです」
指が小刻みに揺れている、
「あれでリズムをとっている キンチョーをゆるめている」
「千両役者だな」
「ああ いいものを見た」
ハニュウは世界の人気者らしい、だから、どこかで、
「ママン このひと 白人なの」
「ノン ちがいますよ」
「きれいな おカオで 白人よりも白人みたい」
「ふふふ」
「パパアが ニッポン人はシュメール人の子孫だって言ってたわ」
「まあ なんてステキなんでしょうね」
ユーラシア大陸の東の果てのこの島国に、大きな夢を抱いて、なんと多くの人々がやってきたことだろう、アイスリングの上で、立派に立派に、花開いていた。