In Yokohama city , there were rice fields , hills and forests .
While I was a boy , I used to walk around for several hour .
In spring , it changed green world and seemed to be full of sorrow , " To be or not to be , that is a point ."
One day , I discovered the group of Ebine that is a kind of orchid .
They looked girls who were gentle and mysterious .
ヨコハマの郊外には、かつて、田園地帯が広がっていた、佐藤春夫の「田園の憂鬱」はワタシの近く、少年時代、ここを歩いた、ある日、ホームレスの小屋を発見、その近くに、縄文時代の遺蹟が出土、
「夏すずしく 冬・あたたが」
このホームレシの小屋の近くの竹やぶにテレビがあった、
「フツー 電気がないと・・・」
「チッチッチッー 夢のテレビ 人類究極のテレビです」
ヒトの入らない丘の斜面にエビネの群落、エビネは東洋蘭、
「どんな思いで いきているんだろう」
「何代何十代 ひっそりといきてきた」
晩春の夕暮れ
「かなえられなかった少年の日の夢が ひっそりと咲いている」
活発で陽気なコーヒーと清楚(せいそ)な東洋蘭、この対比はどうだろう、滔々(とうとう)たる生命潮流の泡(あわ)なのであろうか、この背後に、あの知性体の、数百億年のたくらみが、インプットされているのかもしれない。