■96歳になられた恩師からのお手紙
年の瀬が迫ったある日、96歳になられた小学校の恩師からお手紙をいただきました。
まさか、お手紙をいただくとは思ってもいなかったことから感激も頂点に達し涙を流してしまいました。
私ごとでしたが、この9月に義兄を亡くし、先生へ喪中ハガキを出していました。
先生とは、小学校以来(3・4年生)、年賀状の中で年1回だけのお付き合いをさせていただいていました。
先生から、大事な方を亡くされたことへのお悔やみとともに、悲しい出来事でしたが、来る年こそは佳い年でありますようにお祈りいたします。という内容のおハガキと同時に、先生が詠まれた短歌も添えられていました。
「九十路はかなしきことの多かりき
八十路の友の亦一人逝く」
ーこれが今の私の心境です。
何とやれば 96歳ですー
このハガキをいただき先生に返事を出しました。
先生が96歳になられますますお元気でおられるお祝いや小学校4年生の時の学級写真を前にして先生へハガキを書いていること、懐かしい小学生時代の思い出を蘇らせながら書いていることをしたためました。
先生には、学級写真をスキャナでコピーをして同封しました。
今から6・7年前のことだったと思いましたが、先生のご自宅が火事で全焼されたということを人づてに聞いていました。
先生のご自宅には思い出の写真が全て無いのではと思ったことも写真を送るきっかけでもありました。
先生から再びお手紙をいただきました。
お手紙の中には、「先生は、やっぱり凄いな。」と思った内容がびっしり詰まっていました。
96歳になられた先生は、今から58年前のことを鮮明に覚えておられ、先生の直筆は見覚えのある達筆でした。
再びご返事をいただくとは思いもよらなかったことから、感激と感謝で何度も何度も繰り返し拝読させていただきました。
明日は大晦日です。
2014年の締めくくりとして、先生からいただいたお手紙をご紹介し大晦日を迎えたいと思いました。
先生には、プライベートのお手紙を勝手に公開し申し訳ないと思いましたが、一人占めをしておくのはもったいないと思い、今年、最後の私の我がまま聞いていただき、先生への感謝を込めてご紹介したいと思いました。
*******************************************************
今年も残すところ一週間足らずとなりました。
先日はなつかしい写真を嬉しく頂きました。
厚く~御礼申し上げます。
今となっては共に思い出に生きるのみの生活で何時間も送ら れた写真を見ていました。
これは「村のかじや」でした。
郡市の音楽大会や研究会に学校代表に招かれて演奏に行った私の若き日の誇るべきクラスの演奏でした。
ドンドンドンの大ダイコではじまる奏者が発表会の前日 休校したのでヒヤリとしましたが、当日来てくれたのでゆっくりしました。
もしもの時は私が大ダイコを打とうと思っていたのでした。
見ても見ても飽きない思い出多い写真です。
ほんとうに有難うございました。
手許において毎日見 一人ひとりに呼びかけて楽しい日々 を送りたいと存じます。
よき教え子に恵まれて教職にあったことを誇りに思います。
乱筆乱文は歳に免じて御許し下さい。
手はふるえ、目はかすみ、年よりとはこんなものかと悟っています。
乱筆にて 御礼まで申し上げます。
よい御年を!!
では。
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まさか、お手紙をいただくとは思ってもいなかったことから感激も頂点に達し涙を流してしまいました。
私ごとでしたが、この9月に義兄を亡くし、先生へ喪中ハガキを出していました。
先生とは、小学校以来(3・4年生)、年賀状の中で年1回だけのお付き合いをさせていただいていました。
先生から、大事な方を亡くされたことへのお悔やみとともに、悲しい出来事でしたが、来る年こそは佳い年でありますようにお祈りいたします。という内容のおハガキと同時に、先生が詠まれた短歌も添えられていました。
「九十路はかなしきことの多かりき
八十路の友の亦一人逝く」
ーこれが今の私の心境です。
何とやれば 96歳ですー
このハガキをいただき先生に返事を出しました。
先生が96歳になられますますお元気でおられるお祝いや小学校4年生の時の学級写真を前にして先生へハガキを書いていること、懐かしい小学生時代の思い出を蘇らせながら書いていることをしたためました。
先生には、学級写真をスキャナでコピーをして同封しました。
今から6・7年前のことだったと思いましたが、先生のご自宅が火事で全焼されたということを人づてに聞いていました。
先生のご自宅には思い出の写真が全て無いのではと思ったことも写真を送るきっかけでもありました。
先生から再びお手紙をいただきました。
お手紙の中には、「先生は、やっぱり凄いな。」と思った内容がびっしり詰まっていました。
96歳になられた先生は、今から58年前のことを鮮明に覚えておられ、先生の直筆は見覚えのある達筆でした。
再びご返事をいただくとは思いもよらなかったことから、感激と感謝で何度も何度も繰り返し拝読させていただきました。
明日は大晦日です。
2014年の締めくくりとして、先生からいただいたお手紙をご紹介し大晦日を迎えたいと思いました。
先生には、プライベートのお手紙を勝手に公開し申し訳ないと思いましたが、一人占めをしておくのはもったいないと思い、今年、最後の私の我がまま聞いていただき、先生への感謝を込めてご紹介したいと思いました。
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今年も残すところ一週間足らずとなりました。
先日はなつかしい写真を嬉しく頂きました。
厚く~御礼申し上げます。
今となっては共に思い出に生きるのみの生活で何時間も送ら れた写真を見ていました。
これは「村のかじや」でした。
郡市の音楽大会や研究会に学校代表に招かれて演奏に行った私の若き日の誇るべきクラスの演奏でした。
ドンドンドンの大ダイコではじまる奏者が発表会の前日 休校したのでヒヤリとしましたが、当日来てくれたのでゆっくりしました。
もしもの時は私が大ダイコを打とうと思っていたのでした。
見ても見ても飽きない思い出多い写真です。
ほんとうに有難うございました。
手許において毎日見 一人ひとりに呼びかけて楽しい日々 を送りたいと存じます。
よき教え子に恵まれて教職にあったことを誇りに思います。
乱筆乱文は歳に免じて御許し下さい。
手はふるえ、目はかすみ、年よりとはこんなものかと悟っています。
乱筆にて 御礼まで申し上げます。
よい御年を!!
では。
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