青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

これから、みやぎ蔵王「森の楽園」へ

2015-11-12 06:43:52 | お出かけ

■みやぎ蔵王「森の楽園」の大モミジ(2015.11.11)

 

 

今日は、予定を変更して、みやぎ蔵王「森の楽園」へ行くことにしました。

昨日、楽園のオーナーから、「大モミジが見ごろになってきました。」というメールをいただきました。

園内にあるシンボルツリーの大モミジの写真を送っていただきました。

今まで、オーナーから大モミジの写真を何度が送っていただきましたが、実際に真っ赤に燃える大モミジを見ることがありませんでした。

一度、直接、触れて肌で感じてみたいと思っていました。

そのチャンスがやってきました。

午後から予定があるので午前中には仙台へ帰ることができるように、午前7時半には出かけることにしたいと思っています。

凄く、凄く、楽しみにしています。


閖上貞山運河でオカリナを合奏 「二度とあり得ない経験でした。」~名取閖上港での出来事~

2015-11-12 06:19:05 | お出かけ

■閖上貞山運河

 

■ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館

 

■ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館・食事処「千屋」

 

■「マグロの三色丼」

 

■オカリナの練習

 11月4日、宮城県名取市閖上のゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館に行ってきました。

 メイプル館は、カナダ連邦政府などの支援により建設されたカナダ産の木材を使用した建物で、名取の美味しいものが食べられる店舗が3店舗、宮城や名取の特産品・復興グッズなどの販売や震災前後の写真展示・津波映像の放映コーナーがありました。

 メイプル館の隣には、平成25年5月から営業を再開したゆりあげ港朝市を開催する建物がありました。この建物は、日曜・祝日の午前6時から午後1時までの限られた営業の中、 新鮮な海の幸、採りたての野菜、お食事処が軒を並べ、買ったものを隣接した炉辺焼きコーナーで焼いて、貞山運河を眺めながら食べる事もできるそうですが、震災後、閖上を元に戻すだけではなく、東北一の人々が集まる観光名所にする大きな思いを胸に再開したとありました。

 震災前は、何度か閖上海岸で遊び、夏には花火大会に来ては楽しんでいましたが、震災後は、全く訪れることはありませんでした。

 今、津波で壊滅的な被害を受けた閖上の町は、ブルドーザーがひっきりなしに走り、土盛りをした平地が見えるだけで何もありませんでした。

 小高い丘の日和山や閖上湊神社、震災犠牲者の慰霊碑、仏像など被災者を慰める鎮魂の場として変貌を遂げていました。鹿児島や横浜から来たという方もいて、津波の教訓を活かすために自分の目で確かめ、肌で感じながら施設を見学していました。

 今回、私が伺ったのは、ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館の食事処3店舗で出店している、ランチが500円で食べられる期間限定「ランチパスポート」のイベントへ参加するためでした。

 メイプル館の食事処3店舗は、「マグロの三色丼」を提供している「お食事処千屋閖上店」、「海鮮丼」を提供している「海亭浜ゆりあげ港朝市メイプル館店」、「昆布と玉子とじのお粥極品小籠包」を提供している「上海邨ゆりあげ港朝市メイプル館店」でした。どちらも食べたい食事でしたが、マグロの赤身、中落ち、ネギトロの三種をご飯が隠れるほど贅沢に盛りつけた「マグロの三色丼」を食べることにしました。

 赤身と中落ちは、メバチマグロを使っていて、鮮度は折り紙つき、部位によって異なる味わいを堪能できるとあって人気の品で、私も美味しくご馳走になってきました。ワカメのお味噌汁とお茶はセルフサービスでしっかりお変わりしてきました。

 ゆりあげ港朝市メイプル館内にある海鮮丼屋はランチパスポート初出場で、多くのお客様がランチパスポートを持参して、お好みのメニューの店舗を選びながら食べていました。

 食事を終えた後は、メイプル館前に広がる貞山運河を見ながらオカリナの練習をしてきました。練習と言っても、津波で甚大な被害を受けた閖上地区であり、練習するという気持ちから鎮魂の厳粛な気持ちになり真面目に演奏してきました。

 演奏した曲は、オカリナ入門コースで練習していた、「春の小川」、「とんぼのめがね」、「バラが咲いた」、「浜千鳥」、「アブェ・マリア」、「夕焼け小やけ」、「埴生の宿」、「主人は冷たい土の中」、「歩いてゆこう」、「赤鼻のトナカイ」、「若者たち」、「アメイジング・グレース」、「ハッピーバースデートゥーユー」で、最後に「ふるさと」でした。

 驚いたことに、私がオカリナを吹いていると女性の方が見えて、「昔、オカリナをやっていたことがあり、自然の中でのオカリナの音色も良いものですね。」と話をされ、「何か1曲、演奏して欲しいですが。」とお願いされました。

 今年の2月にオカリナを始めたばかりで聴かせるものでも無いですとお断りし、私から、もう一つソプラノのC管のオカリナがあるのでと話したところ、一緒に演奏しましょうということになり、私がアルトのオカリナを、女性の方はソプラノのオカリナで一緒に演奏することになりました。

 演奏した曲は、閖上港だったことから「浜千鳥」にしました。何ともメルヘンチックで寂しく、悲しい曲を選択したものと後で思いましたが、考えてみると「浜千鳥」で良かったような気がしました。

 女性の方は、鹿児島からお出でになったということで、被災地に研修旅行のようでした。

 こういうことは一生に二度とあり得ないと思われる体験で、たまたまオカリナを知っていた方との偶然の出会いが、女性の方の一声でデュエットすることになったと思うと、オカリナをやっていて良かったと改めて感じました。