青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

天空に聳え、真っ赤に燃える一本の「いろはもみじ」~みやぎ蔵王「森の楽園」~

2015-11-20 07:00:35 | お出かけ

■みやぎ蔵王「森の楽園」

 

■木に登る作業員!?~みやぎ蔵王「森の楽園」入口付近~

 

■みやぎ蔵王「森の楽園」シンボルツリー”いろはもみじ”

 

■チェンソーアート工房:ゴリラ丸の五郎丸くん

 

■オカリナ練習:いろはモミジの前・東屋

 

 11月12日、みやぎ蔵王「森の楽園」のオーナーから、園内にある大もみじ「いろはもみじ」が見ごろを迎えたとメールをいただきました。

 今まで、何度か楽園を訪れていましたが、秋の大もみじをそれも真っ赤に燃える大もみじを一度も見たことが無かったので、予定を変更して、急きょ、見に行くことにしました。

 翌日の天気予報を見てみると、午前中が晴れ、午後から雲が多く、夕方には雨模様ということもあり、それも太陽の優しい光が差し込む午前中が良いのではと思い早朝に現地へ到着するよう計画を立てました。

 11月13日の朝、仙台を出発したのが午前8時を少し回っていました。途中、蔵王連峰が見えるお気に入りの絶景スポットで写真を撮りながらみやぎ蔵王「森の楽園」に到着したのは午前9時を過ぎていました。

 国道457号線、青根温泉街道筋にあるみやぎ蔵王「森の楽園」は、すっかり紅葉をしていました。

 楽園の入口にある「森の楽園」と書かれた大きな石が目印で、その側には、オーナーのご子息が作ったチェンソーアートの彫刻が出迎えてくれました。

 今回、伺って初めて気がついたのですが、「森の楽園」の入口、青根温泉街道筋の木の上に人影らしいものを見つけました。近づいてみてびっくり、人の格好をした木登りをする作業員風の人形でした。

 ヘルメットをかぶり、長靴をはき、作業服を身につけた人形は、遠くから見ると人間そのものでした。オーナーのご子息が作成した人形ではないかと思いました。

 以前、オーナーから聞いた話では、楽園の入口が格好の駐車スペースになっていて、そこに停まり、マナーの悪い人が、小用をしていく人がいるので困っているとおっしゃっていました。注意喚起を促すための苦肉の策なのではと思いながら、457号線は、青根温泉に続く街道で車の交通量も多いことから運転する人への癒しと安全運転のことなどいろいろな意味を込めて設置したのではと思いました。それにしてもリアルに作ったものと感心するばかりでした。

 園内の入口から程近いところに真っ赤に燃えた「いろはもみじ」がありました。

 十数メートルはあるかと思われる楽園のシンボルツリー「いろはもみじ」は、太陽の光を目いっぱい浴びで凛として美しい姿を見せてくれました。

 真っ赤に燃えた「いろはもみじ」でしたが、下の方は、まだ緑を残していて、赤と緑のコントラストが何とも言えず、木漏れ日が射す小枝の一つ一つが浮き上がり感動的でした。

 楽園の原生林の荒野を開墾したのが10年前、何か楽園のシンボルとして植えたいとみつけたのが「いろはもみじ」でした。

 当時、大きな木を運搬し移植するのは大変な作業で、夜の夜中に大型トレーナーに積んで搬送してきたそうでした。あの、長い新幹線を移送するように車の通りが比較的少ない深夜に安全に心掛け気を使って持ってきたとおっしゃっていました。

 それが、今では、「いろはもみじ」は大きく成長し、もみじの木の下は、絨毯のように苔むして年月の経過を感じさせてくれました。

 「いろはもみじ」の近くにご子息のチェンソーアートの工房がありました。

 ご子息が作成した数多くの彫刻が並べられていました。その中に見慣れたポーズのゴリラを見つけました。「ごりら丸くん」ならぬ「五郎丸くん」で、あの有名なポーズをしたチェンソーアートでした。後で聞いた話ですが、ご子息の友人が作成したチェンソーアートということで、和みの時間を味わってきました。

 楽園でオカリナの練習をしてきました。

 園内に響くオカリナの音色は、いつもと違い澄み切って清々しく、晩秋の園内に流れていきました。

 秋が深まった園内の樹木たちもきっと喜んでくれているに違いないと思いながら充実した練習の時間を過ごしてきました。

 明日のブログは、「いろはもみじ」の傑作の写真を中心にご紹介したいと思います。

 角度を変えながら撮ってきた「いろはもみじ」の美しい生命力に感動するばかりでした。