■書き初め『一歩』(2023.1.2)
■書き初め『一歩』(練習枚数11枚)
■机の前の掲示物
~今年の書き初めは、『一歩』
今年の書き初めは、『一歩』でした。
最初は、『歩』の1字にしようかと迷いました。
『歩』には、足を運ぶ、足で進む、運命、まわりあわせ、将棋の駒では、「歩兵」、「と金」と言って、金以上の役割を果たす優れものの将棋の駒の『歩』でもありました。
そんな訳で『歩』でもと考えました。
年齢を重ねていくと総体的な『歩』よりも具体的な『一歩』の方が相にあって良いのではと思いました。
若い頃とは違って物事を始める時の一歩をなかなか踏み出せなかったり、踏み出してもその一歩の影響力が想像以上に大きかったり、何はともあれ、一歩を踏み出さないと全ての物事が始まらないし進まないと思うと、その一歩が如何に大事かと実感するこの頃でした。
そんな中、のろくても、明日がどうなるか分からない限られた人生の中で、今年は、先ず『一歩』を踏み出して新しい体験を積み重ねていこうと思いました。
練習した枚数は、11枚、その中の最後に書いた「一歩」を選びました。
例年は、数十枚と書き込んでいましたが、今年は、練習した枚数が少なく簡単に済ませることができました。
~昨年は、『挑戦』
昨年は、『挑戦』でした。
自分を奮い立たせる意味を込めての『挑戦』でもありました。
昨年は、家内から『挑戦』の「”戦”の左編が跳ねるのか。」と言われ、1月3日に書き直しをするというアクシデントがありました。
二日間で約30枚という結構な枚数を書き込んだ書き初めでした。
~一昨年は、『感謝』
一昨年は、『感謝』でした。
コロナ禍の中、いろいろと感謝しなければならないことが沢山ありました。
世の中のこと、家庭のこと、自分のことを含めて「感謝」でした。
~習字の手習い
習字は、小学生の時に学校で先生から指導を受けて展覧会へ出すために練習した程度で殆ど書く事はありませんでした。
普段の生活でも今まで余り筆を取ることが無く一年ぶりの書き初めになりました。
~机の前の掲示物
私の机の前には、サムエル・ウルマンの「青春」、「めいげんそことば(明元素言葉)」、「あんびょうたんことば(暗病反言葉)」、「その一言で」、「人生の道」などの掲示があります。
これらは、現役の時に掲げていたことから相当な年月が経ち色あせてきていました。
それでも外すことはしないでいました。
机に向かう時は、機会があるごとに掲示物を見ては生活していました。
その中の一枚として掲出した書き初めの「一歩」は、新しい仲間入りをし、一際、輝いていました。
~これから一年
これから一年、机の前に座るたびに『一歩』の掲示物が目に飛び込んでくるのではと思っています。
2023年、日々新たな気持ちで元気に一歩を踏み出していければ本望と思っています。