もう一度 最初の西洋館 「ベーリック・ホール」に戻りましょう
７つある西洋館の ちょうど真ん中辺りですね
「ベーリック・ホール」の隣には 「エリスマン邸」があります
この館は ドイツの ガブリエレ・ワーグナー久保さんが 手がけています
「自然と共生する」 という意識を感じます
器からも 風の流れや 光の揺らぎを 感じませんか？
そして グラスからは さざ波を・・・
「エリスマン邸」の 斜め向かい側にあるのは 「山手234番館」
「金婚式（結婚50周年） を祝う」 というテーマ
フランスの マリー・マルグリット・デッサンさんが 創りあげる世界
品格があって 深みのある華やかさ
これぞ 正統派フランス
どうでしょう この色彩・・・
それぞれの国柄
アーティストの個性
楽しませていただきました
もう 21日（日）で終わってしまいますもの・・・
行こうと思う方がいるかも～ 急いでＵＰしないとネ
ＪＲ石川町駅近くの ブラフ18番館が 出発点とすれば
この 山手111番館が 終点といえるでしょう
「港の見える丘公園」の 中にあります
韓国の チェ・ソンボクさん が デザインしています
ちょうど 花を入れ替えている最中だったようです
花は 傷み易いので 大変ですね
同じく 「港の見える丘公園」の中の 「イギリス館」（下）
昔は 英国総領事公邸として 使われていた建物
エストニア共和国出身の カトリン・ペダル・平井 さんが デザインする
白を基調とした シンプルな空間
こちらの部屋（下）は 百合の香りが溢れている
花の手入れをされていた カトリンさんは
金髪の清楚な印象の女性でしたよ
柔らかな光が入る 部屋で
美しい花に囲まれているって
幸せな ひとときですね
「イタリア山庭園」にある もう一つの西洋館
「外交官の家」
この家の装飾を プロデュースするのは
チョウ・ユウカイ
台湾を代表する フラワーアーティストです
この屋敷の 重厚な雰囲気を
優美で しなやかなものに 変えてしまった
そう 思いませんか？
色遣いの感覚が 不思議・・・
中性的な 世界？
様々な 茶器
お茶をする 楽しそうな声・・・
笑い声が 聞こえてくる
次の西洋館は 「ブラフ18番館」
ＪＲ石川町駅から坂を上がった 「イタリア山庭園」にあります
西洋館マップ を見てネ
こんな 可愛い家なんです
こちらは オランダ がテーマ
カメラマンが 撮影中でした
室内は 光の採りかたが難しいですものね
明るく爽やかな 花の色彩が この家にマッチ！
コーディネイトした方は・・・
この方
ドリーン・ローリンさん（下） です
素敵な色彩のファッションと 魅力的な雰囲気
さりげなく 所々に置かれた 花
どれも これも 美しい
写真を選ぶのに 苦労しました
もっともっと お見せしたいけれど
そろそろ 次の館に行く時間・・・
西洋文化 を 貪欲に吸収した 明治時代
欧米では 日本の精緻な陶磁器は 垂涎の的
日本にとっても 主要な輸出品目のひとつでした
今に伝わる 伊万里の素晴らしい器と
日本のフラワー・アーティスト 前谷裕一さんの花
そして 各部屋に飾られた 着物など
鹿鳴館時代をイメージした 晩餐会
日本の美ですね～
ちょうど ピアノの演奏がありました
庭に出れば 緑のなかに映える バラや 紫陽花や スモークツリー
窓から流れる ピアノの音を 聴きながら
ずーっと ここに居ても 良いくらい・・・
でも そろそろ 次の館に行きましょう
毎年 横浜の山手にある西洋館で 催される
「花と器のハーモニー」
今年は 6/13-21の間です
各国のアーティストによる
素敵なフラワー・アレンジメント と テーブル・コーディネイト
さあ 一緒に 観て歩きましょう
７つの西洋館の中ほどにある べーリック・ホール
こちらでは
「めぐり逢う 日本の美意識 」が テーマです
エントランス・ホールへ
どうぞ お入り下さい
曇りがちな空に 融け込むような 淡い色
ヒルザキツキミソウ
儚げですが たくましく 毎年 家の傍に咲いています
キュルル・・・キュルル・・・ という声に
電線に留まっている鳥に 窓から 目を凝らしました
鳴き声は ムクドリだけど 全体が黒色 額に冠羽 目がオレンジ色
ハッカチョウ（スズメ目 ムクドリ科） です
家の周りにも いろいろな鳥が いますね～ 
夜空に美しく咲く 花火のようだと 名付けられました
「墨田の花火」
周囲の装飾花が八重の ガクアジサイ
鉢植えで頂いた時は 純白だったのですが
地植えにしたら 水色に・・・
切り花にして 窓辺に置くと
部屋の中が 水の季節に 
散歩の途中で 出逢った
やんちゃ盛りの 甲斐犬ギャル Ｕちゃん（右） 
モモコ（左）も 退屈しのぎに ちょうどいい相手に出逢ったと 喜んだ
でも 上下関係に厳しい モモコです
飛びつこうとするＵちゃんを 軽くかわし
囁きながら 威圧するの～
Ｕちゃん 固まってます・・・
「オラオラ・・・ さっきまでの元気 どうしたのさ～？」と モモコ
意地悪だね～
まだまだ モモコには 敵わないね！
Ｕちゃん ・・・ 
薄緑色の 硬い小さな蕾のかたまりが
少しずつ 膨らみ
いつの間にか 純白のブーケに変わった
雨を浴びると
透きとおる光を 身にまとったかのよう・・・
繊細な アナベルの美しさに惹きつけられたのは 数年前の事でした
昨年 短い一本の棒のような苗を貰い
育つかしらと思っていたら
こんな美しい花を 幾つもつけました
アナベルは
アジサイと呼ばれますが ユキノシタ科の花
