もともと 日本原産の花 ガクアジサイが 海を渡り
改良されたのが 球状のセイヨウアジサイです
アジサイの学名は Hydrangea(ヒドランジア)
「水の器」という意味 だそうです
「水の器」って なんて素敵なネーミング!
うっとりします
その名にぴったりの アジサイを探して・・・
そのイメージふさわしく 撮った・・・ つもり・・・
どうでしょうか~
沈んだ空が
耐えきれなくなって
ハラハラと 雨粒を落とした
湿った空気が
生きるものの音を 吸い込み
消し去った
「行ってきます」
不安の蔓が 脚に巻きつく
もう一度 振り返る
「すぐに 帰るからね」
***** クリンの具合が 悪いです *****
能登の海岸付近で よく見かけた鳥
頭と背が灰青色 腹がオレンジ色
比較的 大きな鳥(25cmくらい)です
やっと どなたかのブログで見た事を 思い出しました
イソヒヨドリ です
スズメ目 ツグミ科
ヒナを育てているのでしょう
たくさんの虫を咥え・・・
特に ムカデが好みみたい!(エライ)
留鳥です
想い出を
ひとつひとつ 玉手箱にしまい
もう 歩きだそう・・・
いつか 箱を紐解いた時
忘れかけていた想い出が 飛びだし
キラキラと 輝きを放つ
色鮮やかに・・・
光に包まれ
風を感じ
きっと もう一度 その時に戻れる
1,2枚目は 千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイで
3枚目 ハマヒルガオ(浜昼顔)
4枚目 兼六園(金沢市)
波打ち際に向って 落ちていく急斜面に 描かれた
幾何学模様
千枚田(せんまいだ) です
急な坂道を上り下りしながら 小さく不規則な田を耕すって 大変なこと
こんな小さな田んぼも ありますよ~
高齢化で 田を維持することが難しくなっているそうです
ボランティアの力を借りて この景観を維持しているんですね
*** 一番上は パノラマ合成した画像
広角レンズ持っていない 買いたいな~ ***
黒い瓦屋根
そして もとは黒だったのに 潮風にさらされ 色落ちした板壁
それが 能登の家々・・・
自然と 美しい調和をみせる 海辺の集落(上)
集落の真ん中を抜ける道路に 向うところです
江戸時代から続く 「揚げ浜式製塩法」の塩田
過酷な重労働だったそうです
ここの塩 すごく 美味しい
お土産にしました
お昼は 時國家の近くの 「曽々木食堂」に 入りました
カレーも 何でもある
「いしる」という イカを発酵させて作る魚醤を加えたタレに
地魚をつけこんだ 海鮮丼 1,800円也・・・を注文
美味しかった
金沢から始めた旅では 新鮮で美味しい魚を堪能しました
能登の歴史を 知らずに来てしまいました
ここに行けば 全てが解明される!・・・かも・・・
輪島市街地から 能登半島の先っぽに向かい 20km程走ると
重要文化財 時國家(ときくにけ)が あります
”私たち以外 誰もいないに決まってる” と 疑わしそうな夫・・・
ピンポ~ン
駐車場 一人占め
茅葺入母屋造の 重厚な建物も 一人占め
管理人さんが 私たちのために 囲炉裏の火を 熾して下さいました
壇ノ浦の合戦に敗れた 平家一門の 平時忠が 配流され
この地で 農耕を営み 時国村を作りました
さらに時代を経て 加賀前田藩領の役職を 代々勤めた家柄です
立派な竈(かまど)ですね~
太い柱 と 巨大な梁組
江戸時代に建てられた 豪壮な建物です
床の間に飾られた琵琶が 時國家の由来を 思い起こさせてくれます
別棟に 展示されていた 紋服も 揚羽蝶の紋どころ
長い歴史のなかでも 常に尊敬され 特別な扱いを受けた 家柄なのですね
ところで・・・
能登の歴史は どうなったの~?
能登といえば やはり 輪島の朝市ですよね
たくさんの露店が 出ています
観光客で 大賑わい
最高気温が 20℃前後という 旅行には最適な気候
でも 晴れた日は
夏を思わせる 真っ直ぐに 射抜くような陽光・・・
板塀と 黒い瓦屋根の しっとりと調和した町並み・・・
リヤカーの魚売りを目当てに 買いに来るのは
近隣の 常連さんたち
観光客相手の露天とは はっきり違います
今まで なるべく 人のいない方向へとカメラを向けていました
でも 今 生活の中での 自然な人の表情を撮ってみたいなと思っています
能登へ 旅してきました
順不同ですが 写真をUPしていきたいと思います
これは 今朝の 七尾湾の日の出
濃い藍色に 沈んだ空が
菫色に 染まっていく
空の 割れ目に
ゆらりと
燃える 朱の色
海の上を 真っ直ぐに
炎の絨毯が 敷かれていった
能登半島の内側の さらに入り込んだ七尾湾は
波もなく まるで 湖のように穏やかです
静かな水面に 美しい波紋を描いて
日が昇ると同時に 出航する漁船
日が雲間に隠れる 幻想の時