MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

音が消えた日 

2018-12-17 22:18:02 | その他


「 公演が終わると 生活からパタッと音が消えるの 」 

これは 1年前に オペラのコーラスの時に ご一緒した方の言葉だ 

30年近く 市民オペラに関わってきて 生活が音楽を中心に回っている方だった 

「 音楽が溢れかえっていた毎日が終わり 一転 シンとすると 狼狽えてしまう 

しばらくして 次の目標が決まると また 力が湧いてくる 」 

と おっしゃっていた 

彼女の年齢を聞いてびっくり  

思っていたより ずっと年上だった 

癌を患い 健康も万全ではないのに 東京まで練習に通ってくる方だった 


そんな事を想い出しながら 私も 今 音のない世界にいる 

コーラスとソロの発表会が終わると 楽譜を終い ICレコーダーから必要な練習の録音を消し それまでの日々の扉を閉じる 

音のない 静かな生活もいいものだ  

深くソファに沈み込む 

冬の短い日が翳っても そのまま  

なに一つ しないで 


・・・・・ 

 次の日 

何となく BGMでも聴いてみようか 

「 やすらぎの・・・ 」とかね  

音量小さめにして  

空っぽの 私のなかに 

ひたひたと 

新しい音が やっと 入り込んできた 


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い森のなかで

2018-12-16 23:56:04 | 小さなおはなし

冷え切った大気の底に 動きを止めて 沈んでいる私 


電話がかかってきました 

「 寒い日が続きますね お元気ですか? 」と 私

「 こちらも雪が降りました やっと平年の冬になりましたよ 」 

電話の向こうは 長野です 

さ  さ さ さむそ・・・ お ~ ~  


さて 絵本の紹介です 

「 白い森のなかで 」 

大人向きです 

20世紀に活躍した アメリカの詩人 ロバート・フロストの詩を  

スーザン・ジェファーズが繊細な鉛筆画で表現しました  

 


 この白い森はだれの森  

森のあるじは村にいて

・・・・ 

馬ぞりに乗った おじいさんが現れます 

そっと窺う 森の生きものたちに 食べ物を置いてやり   

おじいさんは ふかふかの雪の中に身を投げ出し 手足をパタパタさせます 

すると 雪に描かれたのは 天使の絵  

雪国の子どもたちは こんな遊びをするのですね   


ほかにはやさしい風の音 

吹きすぎる風の音ばかり 

雪の花びら ちるばかり 

森はしづかにくれてゆく 

くらく やさしく かげがふく

 



けれども わたしは 約束をまもらなければなりません

約束をまもるそのために もういかなければなりません

眠りにはいるそのまえに


もういかなければなりません

眠りにはいるそのまえに 


もっと 深い意味があるみたいですね!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次々できる クリスマス・リース

2018-12-15 21:46:15 | その他


オキナワスズメウリの実が まだ たくさん残っているので 

クリスマス・リースを作って プレゼントしています 

オキナワスズメウリの別名は 「 おもちゃウリ 」なのですが 

まさに その名にピッタリ!  

緑色だった実が オレンジ色から 赤色に変わっていく様子が なんとも可愛いのです  

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉 最終章

2018-12-13 22:29:52 | 自然


東京 横浜は 冷たい雨で 楓の紅葉の散り納めです 

きれいな落葉があると 拾って 押し葉にしています 

一枚 一枚が なんて美しい色合いでしょう  

 


仕事の道すがら 通り抜けした 公園ですが 

つい 足を止め スマホで撮ってしまいました 

池に映る 空と 落葉の共演を・・ 

 



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かすべの煮つけ 

2018-12-12 22:00:29 | その他


最近 駅から離れたスーパーへ よく買い物に行きます 

何処へ行っても同じ品揃えの大型スーパーでなく 

地方では名の通った でも この辺りでは手に入れることのできない商品が置いてある なかなか個性的なスーパーなんです 

私が 一番 気に入っているのは 珍しい魚があるから・・  

お刺身も安くて新鮮なので よくマメ子家(娘家族)に買って行きます 

さて 今日の夕食は 「 かすべの煮つけ 」 

そこの魚コーナーで 「 かすべって何ですか? 」と訊いたら 

「 『エイ』のことです 煮つけにすると美味しいですよ 」と教えてくれました 

今日は その通り煮つけにしましたが 唐揚げも美味しいらしい 

 

 

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスの12日

2018-12-11 21:45:34 | 小さなおはなし


イギリスでは 12月26日から12日間クリスマスを祝う風習がありました 

そして「 クリスマスの12日(The Twelve Days of Christmas)」という 遊び歌があります 

子どもたちが輪になり 先ず1番を次々と歌い ぐるりと回ると 

1番の歌詞に付け加えられた2番を歌います 

こんな風に どんどん長くなる歌詞を覚え 間違わずに歌っていくという遊びです 


今日 紹介するのは その歌に基づいた 繊細で美しい紙細工の絵本です

クリスマスの12日  ロバート・サブダ 作  大日本絵画 

きっと 歌を聴けば 知っていると思います 

On the first day of Christmas クリスマスの最初の日 

My true love sent to me  愛する人が わたしに贈ってくれたのは

A partridge in a pear tree なしの木にとまった 一羽の山うずら 


そして 見開きを開くと・・・ 


On the second day of Christmas クリスマスの二日目 

My true love sent to me  愛する人が わたしに贈ってくれたのは 

Two turtle doves   二羽のキジバトと 

A partridge in a pear tree なしの木にとまった 一羽の山うずら  


この辺りで 子どもたちが「 わぁ~ 」と 絵本の周りに迫ってきます 


3日目 4日目 ・・・ と どんどんプレゼントは多くなり 歌詞は長くなります  

11日目になりました 


オルゴールを開けると 

鏡の前で踊る11人のバレリーナ  

女の子たちは うっとりです   

これまでと同じように 子どもたちに数を数えてもらいましょう 

1 2 3・・・ 10・・ あれっ?? 

11人目がいない! 

「 あった~

下のオレンジ色の部分に ハート型のキーホルダーに描かれた女の子を見つけました  


そして 12日目 



On the twelfth day of Christmas クリスマスの十二日目 

My true love gave to me  愛する人が わたしに贈ってくれたのは 

Twelve drummers drumming   とびはねている十二人の貴族と 

・・・・・( 中略 )

Two turtle doves   二羽のキジバトと 

A partridge in a pear tree なしの木にとまった 一羽の山うずら 


私が大事にしている絵本です 

マメ子(孫)も 大好き

「『 子どものおはなし会  』で みんなに見せてから 持って行くね 」 

と言ってあるので 楽しみに待っています

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブレーメンの音楽隊」は クリスマスのお話?

2018-12-09 21:26:39 | 小さなおはなし

昨日の「 子どものおはなし会 」では 「 ブレーメンの音楽隊 」をお話ししました 

「 このお話 知っているひと~ 

「 ハ~イ! 」 手が挙がります 

「 動物がいっぱい出てくるんだったよね~  どんな動物だっけ・・・? 」 

・・・・・ 

じゃあ 少しずつお話してみましょうか 


昔 あるお百姓さんの家に 一匹のロバが飼われていました 

ロバは 毎日 粉ひき小屋へ粉を運ぶ仕事をしていました 

でも 年をとり 重い荷物を運べなくなりました 

すると お百姓さんは もう ロバに餌をやるのはよそうと思いました 

それを知ったロバは 家を出て ブレーメンの町へ行き 音楽隊に入れてもらう事にしました 


ブレーメンへ向かう道の途中で ロバは 同じような目に遭っている 犬 猫 おんどりと出会い 一緒に旅を続けます 

日が暮れて 森のなかで一夜を過ごすことになりました 

すると その時 木の天辺に登ったおんどりが 家の灯りを見つけます 

その家に行き 窓からそっと覗くと・・・ なんと泥棒達の家でした 

泥棒達は 飲んだり食べたり 手柄話をしたり 大騒ぎ ! 

動物たちは 頭を寄せて相談し いいことを思いつきました  

窓の前に ロバが立ちました 

その背に犬がのり 犬の上に猫が 猫の上におんどりが・・ 

 


そして 「 せーの!!」で 一斉に 思いっきりの声で鳴きたて 

窓を突き破り 家の中になだれ込みました 




泥棒達の驚いたことといったら  

「 ばけもんだぁ~ 」と 後も見ずに逃げ去りました 

ロバと 犬と 猫と おんどりは 泥棒達のご馳走をたらふく食べ お腹いっぱいになりました 

お腹いっぱいになると 眠くなります 

それぞれ 好きな場所で寝ることにしました 

猫は暖炉の傍で 犬は裏口の戸の脇で ロバは裏庭のこやしの上で おんどりは屋根の天辺で ぐっすり眠りました 


さて 逃げて行った泥棒達は 遠くから家の様子をうかがっていました 

窓の灯も消え 静まり返っている家に お頭は「 家を調べてこい!」と 手下に命じます 


手下が そっと家に入ると 中は真っ暗 

暖炉の灯をおこそうと 火かき棒を残り火に近づけると それは 猫の光る眼でした 

怒った猫は手下の顔を 思いっきり爪で引っ掻きました 

「 ギャ~ 手下は 慌てて裏口から飛び出そうとして 犬を踏みつけました 

犬は「 ガブリ 手下の脚に噛みつきました 

「 グワァ 手下が裏庭に飛び出すと ロバが思いっきり後足で蹴飛ばしました 

ヒューン    

屋根の上のおんどりが「 コケコッコ~と 鳴きたてました 


手下は お頭の元によろよろと帰り こう言いました 

「 お頭 あっしが家の中に入ると 魔女が長い爪で あっしの顔を引っ掻きました 

戸の陰には 悪魔がいて あっしの脚にぐさりとクサビを打ち込みました 

裏庭にいた大男は こん棒で あっしをぶっ飛ばしました 

天から 裁判官が『その男を ここに連れてこい』と 恐ろしい声で命じました 

もう二度と あの家に行くのはごめんです 」 

この話を聞いた泥棒達は 家に近づこうとはしませんでした 

 

ロバと 犬と 猫と おんどりは ブレーメンに行くことはやめて 

この家で 仲良く 幸せに暮らしたという事です 


あらら ぜんぶ 話しちゃった・・  

グリムのお話ですが ストーリー性のある 少し長いお話は 4歳からですね 

でも 2歳くらいの妹や弟も来ています 

みんなを お話に惹きつけるには 話し手だけでなく 子どもたちにも参加させることです 

例えば 

ロバが歩いていくと (犬の指人形がピョンと出て) 

「 誰がいた?」 

「 犬!」

「 そうね 犬が ハアハア息を切らしていました 」 

みたいにしています 

動物の鳴き声も 子どもたちに参加してもらいましょう  

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どものおはなし会で 「リース作り」

2018-12-08 21:40:20 | その他

今日は 「 子どものおはなし会 」 

「 おはなし とは方向性がちがうのですが 子ども達の希望もあり 

クリスマス・リース作りの時間も入れました 

みんな夢中になって 素敵な作品ができあがりました 

忙しくて その作品を撮るひまがなく ごめんなさい  

画像は 私の下手なリースです 

こんな感じと分かっていただけたらと思います  

 


木の実 草花 と リースの蔓は この秋 少しずつ集めたものです 

でも こんなに喜んでもらえるなら 苦労した甲斐があります 


今年の予定が 一つずつ終わっていきます 

ヤレヤレ・・・  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキシキブの実 

2018-12-06 22:15:18 | 自然

鳥たちが まだ 食べずにいます 

ムラサキシキブ(紫式部)の実  


雨が上がり 急に寒くなりました 

ダウンジャケットを持って行って 良かった~  

今までは コートなしでも良かったけれど・・ 

これだけ寒暖の差が大きいと 体調を崩しますね 

私も風邪気味です  

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作品展が始まりました

2018-12-05 20:40:29 | 

12/4~9まで 絵のサークル「 彩雲 」の作品展が始まりました 

横浜市JR本郷台駅そばの 栄区の施設「 リリス 」でです 

近くにお住まいの方は ぜひ!  

指導する 及川みほ先生は 日本画の先生 

みなさん 長くやっていらっしゃるので 見応えがあります

私はまだ始めて間もないので 水彩画を3点描きました 


右3点 「 光彩 3部作 」です 

さあ 次は 何を描こうかな~ 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする