昨日は、姉夫婦と一緒に、≪大相撲三月(大阪)場所)≫を観戦した。
観戦チケットは、姉の旦那さんに頼んでとってもらってあった。
昨日は、姉と私が先に、(梅田で食事をしたあと)三月場所が行われる「大阪府立体育館」(難波)に行くことになっていた。
旦那さんは、仕事を終えてから直接府立体育館に来られる予定だった。
12時に姉と梅田で会って、食事をした。
梅田に向かう時も、食事中も、食事後も、昨夕からの雨がかなり強く降り続いていた。
食事をとった阪急32番街・28階から外を見ると、梅田は雨で煙っていた。
その情景を眺めながら、「私って、ひょっとしたら雨女!?」と、心の中でつぶやく。
今までは“晴れ女”を自負していた私だが、この間のバスツアーと言い昨日と言い、雨にタタラれているからだ。
でも難波に着いたときには、強かった雨もほとんど上がっていて、ホッとした。
大阪府立体育館に着く。
体育館前には、色とりどりの力士幟が立てられ、多くの人でごった返していた。
チケットの番号を頼りに、自分たちの座席を捜す。
私たちの席は、“東”の3階席だった。
私は以前一度だけ“桝席”で相撲を見たことがある。
もちろん桝席が高価でいい席であることに間違いないが、私は今回の席の方が、却って全体を見渡せてイイなあと思った。
(“東”でなく、“正面”か“向う正面”であれば、なお良かったけれど‥)
私たちが席に着いたときには、すでに十両の取り組みが、始まっていた。 (梅田でちょっと喋り過ぎた‥。)
この日も、『満員御礼』の垂れ幕が下がり、向う正面後方には、テレビでお馴染みの電光掲示板が掲げられている。
十両の取り組みが終わり、土俵上では、東西の幕内力士の土俵入りに続いて、横綱の土俵入りが行われた。
~西の力士の土俵入り風景~
~東の力士の土俵入り風景~
~横綱・日馬富士の土俵入り~
土俵入りの後は「中入り」。 しばらくして、幕内力士の取り組みが始まった。
私には今特に取り立てて好きな力士がいるわけではない。
でも今場所は、ハンサムで将来性を感じさせる『遠藤』や、ベテランで満身創痍ながら素晴らしい技を繰り出す『安美錦』を、応援し
ていた。
それなのに、遠藤に続いて安美錦までもが、怪我のため休場してしまった。
とっても、残念! (どちらかだけでも見たかったなあ!)
取り組みが進むにつれて、懸賞のかかる相撲も多くなってくる。
次は、行司さんについて。
下の写真の上は、薄紫の衣装がとってもキレイだった『式守伊之助』さん。
下が、小柄で病弱ながら、“立行司”を見事に務められ、今場所で定年退職される『木村庄之助』さん。
最後に、『聰ノ富士』の弓取式。
私の相撲好きの歴史は古い。
小学生の頃、私は、(こんなことを書くと、年が分かってしまうけれど)『栃錦』の大ファンだった。
その頃は、『栃若時代』と言われ、栃錦と若乃花が世間の人気を二分していた。(どちらかと言うと、若乃花の方が人気者だった。)
当時はもちろんテレビはなく、専らラジオを聞きながら、手に汗して栃錦を応援したものだ。
そのあまりの熱中ぶりに、一番上の姉が街の喫茶店に私を連れて行ってくれ、喫茶店に備えられたテレビで相撲を見せてくれた。
それも今では懐かしい思い出だ。
その後も、私の相撲好きは続いて、一時は『北乃湖』の熱狂的なファンだったこともある。
当時北乃湖は、めっぽう強かったが、その凄まじい取り口ゆえに、結構嫌われてもいた。
でも私は、土俵上の凄まじさと、土俵を降りたときのあどけなさとのギャップが面白く、彼の熱烈なファンだった。
大阪場所のとき、心斎橋筋の喫茶店で友だちとお茶していたら、「今、北乃湖が表を歩いているよ!」とどなたかが叫ばれた。
私は脱兎のごとく店から走り出て、北乃湖を追いかけ、彼と握手をしてもらった。
それも懐かしい思い出だ。
私は根っからのあまのじゃくで、どちらかと言うと、世間から嫌われ気味の人を応援する癖がある。
いわゆる「巨人・大鵬・卵焼き」の、逆を行く人間だ。 (卵焼きは好きだけれど‥)
もちろん、世間から嫌われているからと言って、イコール好きだというわけではない。
その人に何らかの魅力を感じなければ、やっぱりダメだけれど。
私が相撲が好きだと言うと、大半の人が、「あんな男の裸を見て、何が面白いの!?」とのたまう。
何も私は“裸”を見て、面白がっているわけではない。
褌以外何も身に付けず、武器も持たず、体の大小にも関係なく、体一つで闘う姿が、私には何とも面白く感じられるのだ。
なぁんて、くだくだ言うのはもうこのくらいで置くことにしましょう!
このブログを読んでいる方の、眉をひそめた表情が浮かんでくる。(笑)
では皆さん、今日はこれにて打ち止めと致しまする!(^_^;)
が、好きなものをナマで観た時の歓びはよくわかります。 イッパイ楽しめて良かったですね~ ♪♪
けど、あんなに沢山写真を撮って大丈夫でしたか? (写真 OK! の世界ですか?)
写真はご心配なく~