百翔

あした天気になぁれ!

大霜・時空のサーファー

2020-03-21 | Weblog
         ホゼ・アグエイアス著 『時空のサーファー』
            をそのまま掲載しています。
          ワクワク・ドキドキをお楽しみください。

              『時空のサーファー』
       第1章 栄光のマヤ工科技術協力隊の華麗なる銀河大冒険
                  続き

           マヤ銀河工科技術協力隊のスカウト隊は、
         ビームの中心ではものごとが一気に加速してしまうこと
                を知っていた。

             このままではあらゆる動きが、
         北アフリカ、アジア、ヨーロッパ一帯といった旧大陸で、
        戦争によって勢力を伸ばす帝国の動きに同調してしまう恐れがある。

          そこで、
          このビームのちょうど中間点にあたる紀元前550年、
              マヤは、
           あるひとりの生え抜きの人材を地上に送り込んだ。

            この人物こそが、シッタールタ王子、
          後にゴータマブッダと呼ばれた彼のお母さんの名前は、
             そう、「マヤ」だったじゃないか。
            ブッダは、限りない欲望と野心と権力に
             つぎつぎに巻き込まれていくこの世界で、
              人々に憐れみ深い慈父の心とすぐれた知恵の
             本質を思い起こさせるためにやってきた。

           それは自らの精神を沈めることで得られると彼は言ったんだ。

              托鉢をしながらインド中を歩きまわって、
              いにしえの王子はこの世の魂を
              和らげるために腕をふるったのさ。

           その結果、
            この世での世を終えて「二ルヴァーナ(涅槃)」に入ったあと、
                弟子たちはひとつの宗教をつくりあげた。

             それが歴史上最初の宗教である「仏教」。
             つまり仏教とは人類の歴史の流れに
             不満を唱えだした男の教えを基にした宗教
                   というわけなんだ。
              1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著

<大霜>
キーンと研ぎ澄ましたような寒さの中、太陽は元気に顔を見せる。
暑くなりそうな一日。
コロナ、連休とどんな流れになるのかなぁ、、。
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