Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

デヴィッド先生

2014-05-18 | 2人育児

教えるのがヘタな私や旦那と違って、
息子は意外と人に教えるというのが上手。

恐らく、空手教室で白帯の子に教える役を担ったり、
教えるのがとても上手な日本語先生、英語の家庭教師などから、
マンツーマンに教わっているのが影響しているんだと思う。

娘の宿題プリントなんかも、
息子が勝手に説明して済ませてくれていることもある。

先日、息子の部屋から「心臓」について、
息子と娘の会話が聞こえてきたので、
何々?と聞きに行ってみたら、
「心臓」模型に興味を持った娘に説明しているところだった。


「心臓には4つの部屋があってね、
上下の部屋の間にバルブ(弁)が付いてるのね。
それが閉じるときの音が、心臓のドクドクっていう音なんだよ。
見て、赤色と青色があるでしょ?
ここを血が流れているんだけどね、
赤いのがartery(動脈)といってoxgenをいっぱい含んでいるの。
青いのはvein(静脈)といって、こちらは体の隅々まで回って、
疲れきった血が流れているのね。
carbon dioxide(二酸化炭素)っていうのが多いんだけどね。
心臓の(向かって)右側の2つの部屋にはフレッシュな血があって、
ここからプッシュして体中に流れていくの。
(向かって)左側の2つの部屋は、汚い血が集まって、
ここからプッシュしてlung(肺)へ行ってoxgenをもらいに行くんだよ。
凄いんだよ。」

と説明してた。

そしてまだ続いた。


「その血を送り出すプッシュの力が弱いのがLow blood pressure(低血圧)と言って、
僕みたいに朝起きれなかったりするの。
プッシュの力が強いのがHigh blood pressure(高血圧)で、
こっちは心臓に良くなくて、Heart attack(心臓発作)起こしたりするんだよ。」

と、かなり詳細なことを説明できてた。

まだ続く、


「赤色の食べ物あるでしょ?そういうのは血の流れがサラサラになるんだよ。
苺やスイカ、赤ピーマン、トマト、クランベリー、ザクロなんか。」

栄養学にまで続いていく。


私:「凄いじゃん!よく知ってるね?どこで習ったの?」
と聞くと、

息子:「お母さん教えてくれたじゃん!本にも書いてあったけど、
お母さん、そう教えてくれたじゃん!」

って・・・、教えたっけ・・・?(覚えてない・・・)

教えたとしても、息子が心臓に興味を持っていた頃といえば、
1年半か2年以上前の話。

私:「ずっと前じゃない?」と言うと、

息子:「うん、でも教えてくれたでしょ?」

ということだったんだけど、
覚えてんだなぁ~と鳥肌が立った・・・。
教えたほうはもう忘れてんのに。
きっと、どうせ分かんないだろうけど・・・っていう気持ちで、
ざっと説明したんだと思う。

でも、子供の好奇心や記憶力って侮れないわ。
「子供だと下に見てはいけない。」
「教えるときは大人に教えるように教えること。」
というのは、頭では分かっていたけれど、
まあまあ、そういうもんなんでしょうね、くらいの感覚しかなかった。

いや、ほんとに理解出来てるんだわ、と、
実体験で分かった。

息子は
人に教えるのが上手なこと(活き活きしてる)。
興味がある、関心のあることは、1回聞いただけでもちゃんと学んで覚えていること。

という特徴が最近になってまた明確になった。

学校の先生とかが向いてるタイプなのかな?この子。
将来、何になるんだろう・・・?

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コメント
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