Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

時代と共に変化する家族構成 in NY

2023-07-13 | アメリカならでは
時代が変われば家族構成も変わるんですね。

「アメリカでは18歳になったら両親の家から出て自立させる」
「核家族の代表国家=アメリカ」

って感じだったと思うんですよ、数年前までは。
もう、こんな古臭いことを口にしていたら、
「おめえ、いつの時代のアメリカの話してんの?」って言われます。
あくまでも、NYでの話です。

まず、高校では進路指導の先生に、
「分かる!両親の家を出て一人暮らししたい気持ちはよ~く分かる!
親にガミガミ言われることなく、自由に暮らしたい気持ちは分かる!
俺もそうだった。
でも、時代は変わったんだ。
出るな。
出来る限り親元を離れず、お金を貯めろ!
ニューヨークの平均家賃$3,000。
最近は$5,000が相場とか言われてる。
ぎりっぎりまで実家にいて、貯金して、そのお金を投資に回せ!」
と指導されております。

序でに言うと、
「学費だの、学生寮だの、借金抱えなきゃいけない大学は考え直せ。」
「大切なのは最終学歴!通過点の大学はどこでもよし!」
とも指導されております。

高校の視点からすると、
生徒たちがレベルの高い大学に進学してくれるほうが、
高校の評判が良くなるんですけどね、
そういう部分を置いといてでも、
現実を指導してくれる先生は有難いと思っています。

そして息子の読んでいる本がこれ。


Financial Literacy for Millennials
「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書」というタイトルで、
翻訳されています。

自らこういう本を読んでくれて、母は嬉しいです。

次に「核家族」。
ニューヨークでは、「核家族は機能しない」と言われてます。
核家族と大家族、どっちが好みか?という問題ではなくて、
ニューヨークという大都会での「機能」について注目しています。

一番はやっぱり、
子供が13歳になるまで留守番もダメ、
子供達だけで出掛けるのもダメ。
常に大人がいなきゃダメ。
という法律。
それから、バカ高い値段の保育園料金や放課後の子守りしてくれる学校費用。

一緒に住むのは祖父母じゃないといけないわけではなくて、
たとえば姉妹だったり、叔母だったり、
大人の存在がもう一人いるだけで、
子育てに関しては随分ラクになりますし、
親は身動きが取れやすくなります。
プラス2人(祖父母)なら、いろいろ分散できるから尚良い。

一緒に住まなくても、近所とかね。

とにかくチームワークで子育てをしていったほうが、
子育てと仕事の両立と、
子供の精神面の安定と、
それから誰かが何らかの形で食事を用意したり買ってきたりするので、
栄養面の安定と、
などが確保できるんです。

これはね、子供達に説明しています。
「別に、あんたたちに老後の面倒みて欲しいなんか思ってもいないし、
孫の世話がしたいとも思っていないけど、
でも近くに住むか、一緒に住むかしたほうが、
ニューヨークでは養育、教育、経済、精神の面で絶対に有利よ。
それは、私が身に染みて分かってるから。」
と。

田舎の州は違うかもしれません。
でも、アジア系の多い大都会のほうが、
アジア系は住みやすく、いろんなチャンスがあるのも事実です。

さあ、どうなるかなぁ。
子供達の将来と私の将来。

娘はね、手相にしっかり「渡航線」が出てて、
どうも異国に行っちゃうような感じなんですよねぇ。
まっ、私も異国に行っちゃった身なので反対できないんですけど。

ニューヨークより住みやすい国に行くんだったら、
私も付いて行きます。

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コメント
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