数年ぶりでしょうか、映画館に行きました。
スターウォーズを見ようと思っていましたが、上映情報を見ながら、そうだ!年末にお邪魔した飲み屋のママさんが勧めてくれた「杉原千畝」にしようって。
本の学校にも行きたかったので、日吉津のジャスコに。
昼前ということもあり、駐車場は満杯。やっとの思いで駐車。時間がないのでお昼もここでと思ったのが大間違い。美味しくもないスパゲティにありつき、ぎりぎり映画館に。
杉原千畝は良かったですね。映画がどこまで史実を追っているのかわかりませんが、ヒューマニズムを貫いた杉原千畝の生き方に熱いものを覚えました。
緊迫した東ヨーロッパの戦時下、リトアニア領事代理として自分の職を賭してビザを発給し続けたその数は2139枚、記録にないものも含めると4500枚を超えるだろうと。
その結果、彼は職を追われるのですが、彼のお陰で命をつないだ人たちの子孫は4万人を超えるだろうと言われています。
戦時下、殆どの人たちが権力に迎合していく中で、自分の節を貫き通す困難さ。
自分だったらどうだったのか?ついつい自分に重ね合わせ、首を垂れる思いです。
その一分でも実践したいものだと心に刻む、ちょっといい時間でした。
それにしても、お正月にショッピングモールに雪崩を打つ。
自分もその一人だったのですが、ちょっぴり寂しいなあ、って。