「アナスタシア」を読み終えました。一気でした。
きっと、これから何度も読み返すだろうと思うし、今まで読んだ中でも、一番に影響を受ける本の一つかもしれません。
また、アナスタシアの人の生き方が大きく変わろうとしている時、という言葉には深く頷きました。
植物の実はどんな薬より
いくつもの感動や啓示のようなものがありましたが、やはり、この本を薦めてくださった方が、こだわりの農業をやっていらっしゃるからと教えてくださった種の蒔き方はその一つ。
正確に書くと、裸足で種を蒔く場所に立ち、いくつかの種を舌の下に少なくとも9分間入れておく。
そして、口から出した種を30秒以上両手のひらで包み込み、両手のひらを開いて口までもっていき、種に優しく肺から息をそっと吹きかける。そして、種が宇宙から見えるように30秒以上両手のひらを広げ、その種を圃場に蒔く。たくさん蒔く時も数粒で大丈夫。
唾液や情報が流れるので、水やりは3日後がいい。但し、播種期はきちんと守る。
種は植物が育つのに必要な栄養がすべて含めれていると聞いていましたが、アナスタシアは、その上に、植物の実は、人間が作ってきた、また、新たに作られるどんな薬より強力に、人間の体組織を襲うあらゆる病と効果的に闘い、しっかりと抵抗すると。
ただ、そのためには、実になる前の種に、その人の体の状態を知らせておかなければならない。種を蒔く前の儀式は体の情報をすべて知ることとなると言うのです。
まさに、依正不二の原理そのもの。そして、宇宙即我だから当然とも。
子どもは天才
もう一つ、子育て。
全ての子どもは天才だと聞いたことが何度かあります。直感的に学ぶんですよね。アナスタシアも同じことを言っています。
しかし、そう育つようにするには、9歳まで親が物を教えようとしたり、文明が作り上げてきた物(おもちゃなど)を与えようとしないことだと。
教えようとしたり、物を与えると直感的に学ぶ力はどんどん削がれてしまう。親は、子どもに教えてもらうよう子どもに寄り添うことだと。
正確には少し違うかもしれませんが、ニュアンスはそういうことです。
内田樹が、教育とは先駆的に学ぶこと。教えようとしたらだめだと書いていましたが、同じようなこと?