見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

症状を抑える西洋医学、病気を治す中国伝統医学

2016-01-11 22:01:09 | 持続可能な医療・福祉

 ベジタサイズとウォーキングを始めて3日目。とりあえず続いています。
 昨日は、事前のリサーチが悪く、20分弱からいきなり45分に。でも、これくらいが良さげ。ということで、ほぼ同じ裏山ルートを。
 明日は、三日坊主を乗り越える日なんですが、天気予報が、、、
 ウォーキングは体もですが、いろんな発見があるのも魅力ですね。日中ならでは。


中国伝統医学って?
 先日読んだ本をきっかけに、中医(中国伝統医学、東洋医学)に前のめりぎみです。
 何日か前のブログにもちょこっと書きましたが、その本は岡部哲郎著「病気を治せない医者~現代医学の正体に迫る」。西洋医学は対症療法と書かれています。
 これは、何となくわかるんですよね。エビデンス重視で、全部それで推し量ろうとする。エビデンス何て100%ではありえないのに金科玉条。人を全体で観ようとしない。

 でも、中国伝統医学は?って言うと、漢方とか鍼灸とかくらいしか知らない。この本を読むまで全くと言っていいほど知識がありませんでした。
 その知識の量は、風邪の時など葛根湯などのツムラの漢方薬が処方されますよね、あれが漢方薬だと思っていましたし、中医も言葉で知ってる程度。周りにもいないし。(わが国では、明治時代に中国伝統医学を捨て、西洋医学一辺倒になった歴史があるらしい)

症状を抑える西洋医学、病気を治す中国伝統医学

 ところが、この本を読んで驚いたのは、中医師の処方する漢方薬って、体の処々の症状に対応した生薬を20種類30種類と調合して処方される。同じ病名でも処々の症状によって全く逆の働きのある生薬が処方される。これって、西洋医学の考え方と全く違う。
 普通の医師が処方するツムラのような漢方ってクスリと同じようなもの?副作用にも気を付けたい。

 体をパーツとして見て、病名に対応した薬を個体差など関係なくマニュアル通りに処方するのが西洋医学ですが、体全体を診て、その症状に合った生薬を処方するんですね。症状を抑える西洋医学、病気を治す(体を整える)中国伝統医学と言えそうです。
 まあ、骨折や外傷、外科手術などは西洋医学何でしょうから、外科手術の予後などは中医に委ねるとか、よく知ったうえで使い分ける知恵が必要かも。ただ、それなりの中医師でないとね。
 でも、医療の出番は最後。食養生とか言われますが、病気にならない体づくりを最優先したい。

 この後に読んだ「薬剤師は薬を飲まない」、一昨日のブログにちょこっとだけ紹介していますが、クスリの本質がわかりやすく、簡潔に書かれています。
 何より、厚労省の生活習慣病対策スローガン、「1に運動、2に食事、しっかり禁煙最後にクスリ」(病気にならない体づくり)をしっかり伝えようとしているところは頼もしい。
 この本のことを続けて紹介するつもりでしたが、肩が、、、。ということで後日。

コメント
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