先日手伝いに来てくれた高校生が、今日も来てくれました。
あっ、別に学校をサボったとかではなく、今日は休校とのことでしたからこちらからお願いしました。
“食”を発信したい
雨が降っていましたが、最初に弓ヶ浜まで野大根を抜きに行ってきました。
いけずご王国で発信したいものの一つが“食”、エネルギーの高い食べ物を摂る大切さや、そういう食べ物が身の回りにたくさんあるということを知って欲しいと思っています。
野大根は、わざわざ弓ヶ浜まで行かなくても近くにもあると思いますが、まだリサーチ不足。
この野大根、いけずご王国の周りの野草も採取して芋煮汁に入れるつもりです。
お昼を挟んで作業台の脚となるワークレッグ作り。
納屋にあった厚手の積層合板を利用して作業台をと考えていましたので、テーブル面となる天板はそれ。
ワークレッグを2脚作って天板を置くだけでハイ出来上がり!天板が重いので簡単にずれることなし。
19日のワークショップでは、調理台や各種作業の台として重宝する予定です。
自分にあんぐり
それにしても、高1の彼、今日は丸鋸やスライド丸鋸、電動ドリル、サンダーなどの工具を使いましたが、軽々と使いこなすのはもちろん、へえ!それも知ってんだ!
というのは、丸鋸には切る板の上を滑らせるためのベースというパーツがありますが、ベースを誘導する板を固定しておけば、どんな下手な使い手も職人と同じ仕事ができるってことも、ちゃんと知っていた!
些細なことでもよりよく生きる上では大切な知恵、おじいさんの仕込みなんだろうと思いますが、得意げに教えようとしていた自分にあんぐりでした(^^;;
この場所からの神名火山(茶臼山)も見納めかと思うと、とても名残惜しくて寂しくなります。
きっと、古代出雲の人たちも神名火山の懐に抱かれ、見守られていると感じながら、日々の野良仕事に精を出していたんだろうと思います。
先日、草を燃した際、生えなくなったシイタケの榾木を持ち込み、焚きつけにしたものの燃え尽きずに残っていたので回収に行き、その足で地主さんにご挨拶。
弟が手を焼いていた畑を受け継ぐ形でちょうど4年、ぐうたら農法の西村先生のお墨付きをもらったと言うほどあって、自然農法でも手をかけてやるとちゃんと答えてくれる圃場で、小麦や大豆を始め、30種を超すお野菜を作ってきて、様々な経験を積ませてもらいました。
ただ、新庄に拠点を設けた昨年、新庄と今宮の距離、しかもこの圃場は300坪、小型耕運機以外の機械も持ち合わせない僕には手に余り、作付けしたお野菜に申し訳ない一年でしたからね。
今日は、いけずご王国のワークショップがスムーズに進むようにと納屋を片付けたり、下準備をしたりで半日、春に向けての仕込みのお百姓仕事を半日。
お百姓も収穫に向けての比較的見える作業と、それに負けず劣らず目に見えにくい仕事がありますが、ボランティア活動なども一緒で、一見華々しく見える活動も水面下で必死こいて水をかいていたりして。
実は、一番のだいご味って人知れず汗をかく、そこにこそあるのかもしれません。
日本人ぽいなあ。
朝、雲に覆われていたのに、いつの間にか晴れ渡り大山もくっきり。
ここからの大山の姿を見ることもめっきり少なくなりそうです。
「洟垂れゴズはまいなあ」、刺し網や魚釣りを楽しんできた祖父がよく言っていました。
お昼のおかずが何にもないけど、どうしようか・・・
新庄への道中思案していましたが、そうだ!久しぶりに本庄の魚屋に行ってみよう!
まず目に飛び込んだのはハタハタ、そして、フグのむき身、ハゼ、あとは定番のお魚でしたが、久しぶりにハゼにしよう、でもフグ捨てがたし、夜、から揚げにしてもらおう!
ハゼを頼むと、裏から今朝ドレ、ピンピンのを包んでくれましたが、あいにくフグは先約あり。
早速調理にかかりましたが、生きが良すぎて調理に難渋、しかも、この時期のハゼはヌメヌメですから猶更。
最初のお相手、鱗を落としお腹を裂きましたら子持ち、しかも腸の中はキレイなこと。
ということで、鱗だけ落としてそのまま煮込みましたが、お酒を入れると大騒ぎ。
ということで、煮あがった姿はあまりよくありません。
よく知った方は、騒ぎが収まったころ合いを見て、もう一度姿を整えてから煮込み始めるんだろうなあ、今頃になって言ってみてもですが、次はそうしよう!
煮姿は悪いけど、美味いです!
そうそう、「洟垂れゴズ」、子どもの頃には洟垂れと言われたものですが、冬場って外仕事をやっているとツツ~~~ッと鼻水が垂れてくる、ハゼのぬめりが鼻水のようだったからだろうと思いますが、、、
あと、ぬめりって寒さからも体を守る機能が高まるんでしょうか?
昔は「本庄ゴズ」といえば、美味しいゴズの代名詞でしたが、北山の水が本庄の入り江に幾筋も流れ込み、栄養素を運び込んだのでしょうね、その本庄の洟垂れゴズ、やっぱりまいなあ。
その本庄から眺める大山は、抜けるような青空の中で雄姿を誇っていました。
いよいよ、来週末はドラム缶風呂づくりのワークショップですが、今日はその下準備。
ドラム缶風呂の窯をつく場所の草刈り、整地、バラスを敷いてブロックを置き、その上に窯をつく予行演習。
ドラム缶を乗せてみましたが、なかなか行けるじゃん!
仮組したものを一度ばらして、その他の下準備。
地元の高校1年生が参加することになっていますが、彼の家の裏山でそれはもう立派な孟宗竹を切らせてもらい、その竹で竹飯ごうと竹の皿を試作。
でっかい孟宗竹ですから、1個でもたっぷり炊けそうですし、お皿の具合も想像以上にいいかも。
そして、ドラム缶風呂に入るためのステージや梯子の木取り・カッティングも済ませました。
そうそう、今日は高1のⅠ君が手伝ってくれましたが、鋸やなたなどの道具を使わせても、スライド丸鋸やグラインダーなどの電動工具を使わせても大人も敵いそうにありません。
さて、本番ではどの程度火を熾せるのか興味のあるところですが、これだけ道具を使いこなせるのだから、かなりのものだろうと思います。
きっと、ご家族がそれとなく教えてきたんだろうと思いますが、今どきの高校生も侮れませんね。
今度のワークショップ、かなり盛沢山になりそうです。
ドラム缶風呂窯づくり、ドラム缶風呂のステージづくり、バームクーヘンづくり、竹飯ごう作製・炊飯、羽釜でギンナンの炊き込みご飯づくり、ロケットストーブで芋煮汁づくり、竹で自分のお皿づくり、希望があれば、ドラム缶風呂沸かし、焚火、書き上げてみると目が回りそう?
地元を中心に、30人ほどが集まる予定ですが、さて、みんな満足してくれるかなあ?
昨年11月に某ネット通販大手で購入した冷蔵庫、先週の金曜日にストライキ。
カムの宿にお客様を迎えた際、台所の冷蔵庫をフルに使ってもらうために購入したのですが、、、
全部を移し替えて数日、冷凍庫を開けると中のものが融けだしているではありませんか。
おっと!慌てて中身を移し替えましたが、生もののいくつかは捨てることになりました。
11月8日に製品が届いたばかりでしたから、当然交換ができるだろうと思って購入履歴を調べてびっくり(@@
な、なんと、保証期間はひと月、購入金額の5%で3年保証がつくことを初めて知りましたが、それ以外のサービスの記述はどこを探してもありません。
え~~っ!そんなことありか!再購入、それも地元でと腹を括りました。
滞在したお客様が帰られた後、再び冷凍庫を開けてみると稼働しているではありませんか。
これは!しばらく様子を見てと扉を閉めて数日、昨日開けてみると再度ダウン。
それでも買い替えるよりは修理でもできたらと、メーカーに電話を入れ、待つこと1時間、交換してもらえることになりました。
有り難い(*^^*)
そんな冷蔵庫のストライキを受けてか、今度は自分の体がストライキ。
一昨日、大豆の脱穀をしているとお腹の調子がいまいち、おまけに寒気がしてくるではありませんか。
誕生日のその日、晩御飯も食べずに休みました。
昨日、38.7度あった熱も収まりましたが、節々が痛くて痛くて。
もう一日半、ゆっくり骨休め、幸いなことに喉や咳は異常なし。
さっき、幹事役の同窓会から帰ってきました。
食欲もいまいちで半分残し、酒量も進まず。
最後のワインで何とか少し挽回でしたが、完調にはもう一日二日でしょうか。