10時。就寝時間です。部屋の明かりを消してやすみます。起床は6時です。ゆっくりやすめます。
一日が無事に終わりました。みなさん、おやすみなさい。
薬の副作用だろうか、口の中が至るところ口内炎ができて、痛む。食べたものを舌に載せて回せない。やれやれ、だ。胃が荒れているのだろうね。
午後5時には病院に戻ることになっている。性根が出ない。ベッドに横たわるばかり。
窓の向こうに、黄色い蝶々がひらひらしている。庭の姫リンゴが狂い咲きをしている。春が来たと勘違いしたのか。なるほど寒くない。あたたかい日和。
秋晴れの上天気。おだやかな日射しが差して来ている。一時帰宅して過ごしています。寒くも暑くもない。
昨夜は悪夢の連続で、安心が得られず、よく眠られなかった。朝まで疲れをしょいこんでる感じ。シャキッとしない。力が沸き上がって来ない。
だらしなく、いつまでもベッドにごろんとしている。
締め切りが近い詩の作品投稿の仕事があるが、する気にならない。怠け者。
布団に潜ってからまだ4時間というのに、もうトイレに3回。いずれも長い霧の小便。これじゃ、寝付けないわい。
仕方がない。起きていることにする。
客人が来て泊まっている。夕食に缶ビールをコップいっぱいほど付き合った。
そのせいでもあるまいが。
痒みが地雷になって、全身の荒野に埋まっている。
痒みは消えていない。あれだけの強い注射弾丸や薬魚雷を打ち込まれても、倒れていない。
ひらりと身を交わして岩影に隠れている。
そんな感じだ。一筋縄ではいかない。
トイレに行って、そこでついつい、ぼりぼり掻く。掻き毟る。しまったと思うが、遅い。
背中が戦場になる。火炎残骸が焼ける。
すわっ！
口の中が、火災。炎上。ピリピリ。火傷状態。今度はこっちだあ。
強い薬のせいだろう、口のあちらこちらに口内炎。
口が開けられない。
異が荒れたのだろう。それを、口が代理で悲鳴を挙げている。
ひとり、必死で抵抗をこころみているようだ。
かわいそうだから、真夜中2時、チョコレート70を含ませてやった。
