<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

柿の実を背中に担いて行く村人 今朝も会津八一の歌を聞く

2019年11月12日 07時40分26秒 | Weblog
やっぱりまだ会津八一の歌を引く。歌は琴になって韻(しらべ)となる。それを聞く。聞き入る。するとここちよくなる。


かき の み を になひて くだる むらびと に いくたび あひし たきさか の みち       会津八一

柿の実を担ひて下る村人に幾度会ひて滝坂の道

ああ、そうだった、今はもう秋が深くなってそろそろ冬に合流していて、柿の実が色づいている。甘柿、渋柿がたわわだ。しかし、放っておくと小鳥が来て食べてしまう。村人達は、長い竹竿の先で上手に柿の実をちぎる。それを集めて麻袋に入れて、背中に担いで運ぶ。案外重い。重いので寡黙になって歩いて行く。渋柿は皮を剥いて、軒端に吊して、干し柿にする。甘柿ははやいとこ喰ってしまわないと熟し柿になってしまう。そうならぬうちに出荷してしまう。

滝坂の道は、奈良と柳生の里を結ぶ道。昔の柳生街道。左右に谷川が音を立てて流れている。そこを作者がことことこと歩く。村人に会うと寂しさが幾分削がれて行く。
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ああ、いい夢を見ていました

2019年11月12日 06時52分11秒 | Weblog
おはようございます。ああ、いい夢を見ていました。もっと見ていたいという夢でした。この頃の夢は総じてこんな種類の夢が多くなりました。眠るのが苦痛でなくなっています。

今日は11月12日、火曜日になっています。わたしは生きて目を覚ましています。寒いので炬燵に足を延べています。目覚めてからずっとYouTubeでこころよい音楽を聞いています。

一晩暗かった障子戸の外が、いまではもうすっかり明るくなっています。何もしていないのですが、腹が空いて来ました。朝ご飯にしましょうという合図を送っています。では、そうしましょう。
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