僕の家のお墓は野原の真ん中にある。お寺の境内にあるのではない。此処は戦国時代から江戸時代初期まで、可成り大きな城下町だった。いまは遺跡だけが残っているだけである。此処には城原衆という武士団が活躍をしていた。武士団といっても、いつもはお百姓をしていたのだと思う。戦の時に武士に早変わりするのだ。お城の下に、お寺がある。そこにお殿様を初めとした直属の重要な家臣団の墓が連なっている。それ以外の家臣団の墓は、この原っぱの中のあるのだろう。
父が若い頃にご先祖様を敬って、石碑を建てた。立派な墓になっている。でもその後、檀家寺に位牌を納める納骨堂が建って、多くの人が墓仕舞いをして、そちらに移ったので、原っぱの中の墓は、空き地が増えてしまった。そこに雑草や蔓草や笹や竹類が生えている。つまり、我が家の墓の周囲は雑草だらけなのだ。今日、家内と一緒にそこの掃除に行ってきた。周囲の雑草や蔓草や笹の類を切って、根を掘り起こす作業をした。たっぷり2時間は掛かってしまった。腕が強張ってしまった。
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途中だけど、寝ます。続きは後でまた。