<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

ご飯ですよ、の声が掛かる

2019年11月18日 16時21分41秒 | Weblog
こんばんは。雨の音はもうしていません。止んでいるのでしょう。室内の気温は20度あります。それでも寒くて炬燵から抜け出せません。
 
夕ご飯の時間のようです。「ご飯ですよ」の声が掛かりました。
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僕の川柳 「妻とふたりでいる」 その5 ラスト

2019年11月18日 14時41分01秒 | Weblog
見直しがきいたふたりの延長戦     山鳩暮風


もう此処まで来れば、惚れたはったはない。じゃ、惰性だけかというとそれがそうでもない。ちゃんと感情の整備点検がすまされているのだ。見直し見直しが続いているのだ。悪いところも発見するが、それ以上によいところも発見するのだ。フシギなことなのだ。こちらにも悪いところがあるから、まあ、相殺されているのかも知れないが。

ともかく延長戦に入っている。0対0だ。長所もないが欠点もない。
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僕の川柳 「妻とふたりでいる」  その4

2019年11月18日 14時36分22秒 | Weblog
妻がいるこの安心の空がある      山鳩暮風


妻がいてくれているというだけでよくなった。安心していられる。そこまで老いたのだ。
若い頃には目移りがして仕方がなかったのだが。いっしょに見上げる空が、その代わり美しいのだ。



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僕の川柳 「妻とふたりでいる」 その3

2019年11月18日 14時31分08秒 | Weblog
うなづいてうなづき合って夕暮れて     山鳩暮風

言葉の介在がなくてもよくなっている。

こちらがうなづく。妻もうなづく。それで日が暮れて一日が終わる。

どんな興奮もないが、もうそれでよくなったのだ。



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僕の川柳 「妻とふたりでいる」 その2

2019年11月18日 14時19分39秒 | Weblog
皺のある手を繋いでもあたたかい   山鳩暮風


皺の手と皺の手とを繋ぎ合っても性的興奮はもう起こらないかも知れないが、それでもあたたかいのである。これでよい。これでよくなった。あたたかくしているだけでよくなった。楽と言えばこれほどの楽はない。


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僕の川柳 「妻とふたりでいる」 その1

2019年11月18日 14時08分10秒 | Weblog
薔薇の香を嗅いだふたりが二十歳する      山鳩暮風


川柳はエッチでいい。ほどほどのエッチでいい。

薔薇の香りの実体は? 読み手の想像にお任せしよう。薔薇園の薔薇の香りでもいい。そうでなくてもいい。互いを異性にして、異性という意識が放つ色気でもいい。ともかくそれで二十歳になれる。なれればそれでいい。幾つになろうが二十歳を生きていい。いいはずだ。



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今年度、文学賞詩部門に応募した僕の作品 「めざめ」 その3 ラスト

2019年11月18日 14時01分39秒 | Weblog
よろこびは感じるもの
ふわふわしたフィーリング
おんなの人の乳房を感じるように
風景をあたたかく感じるもの

空と海と
渡って来る風を感じるもの
けものが己のけもののそこへ下りる

けものが己のけものの底へ下りて
己のにんげんの深さを探り当てて
けものは今日
深いよろこびの森に入る


10月終わりに発表があった。見事落選した。がっかりした。
この獣は受け入れられなかったのだ。
よろこびの森にいることが許容されなかった。

つまり独り合点していただけだったのだ。

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今年度、文学賞詩部門に応募した僕の作品 「めざめ」 その2

2019年11月18日 13時59分06秒 | Weblog
けものに
フィトンチップが降り注いで来る
まず鼻孔を開いた嗅覚が
敏感にそれを嗅ぎ分ける

十指で木の幹を丁寧に撫で回す
湿った苔岩に触れる
流れて来る雲に濡れる
指の触覚が敏感に反応する

けものに目覚めが起こる
性に目覚めたころに戻って来る

長い間このけものは
にんげんを生きている興奮から
遠離って暮らして来た

極度の不感症に苦しんでいた
今日それが治癒される
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今年度、文学賞詩部門に応募した僕の作品 「めざめ」 その1

2019年11月18日 13時34分17秒 | Weblog
「めざめ」

よろこびは感じるもの
ふわふわしたフィーリング
おんなの人を感じるように
感じるもの

そこに光輝を感じるもの
哀しさを感じるもの
いとおしさを感じるもの

化粧の匂いを感じるもの
そして魂のうぶげを震わせるもの
内奥深く律動する感情に馴染むもの

にんげんというけものには
この特殊な感覚器官が具わっている
この感覚の森は深い森
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ヒヨドリは食欲が旺盛

2019年11月18日 13時31分53秒 | Weblog
あ、雨が止んできたようです。山からヒヨドリが下りて来て、すぐ近くで鳴いています。にぎやかです。ヒヨドリは、我が家の畑のブロッコリーの葉っぱが好きです。集団で襲って来ると、食べ尽くされてしまうこともあります。見るからに図体がでかい。それに合わせて彼らは食欲旺盛です。
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