13
きびきびと万物寒に入りにけり 富安風生
NHK俳句10月号に載っていた俳句、これは。寒くなる秋冬は、季節を余計に感じてしまう。逃げ場がなければ対処するしかない。迎え撃つしかない。万物がきびきびと動く。
14
万物が寒に入る。地上のものは、みな寒に対処しなければならない。寒さが忍び寄るから、急がねばならない。みなが引き締まって、きびきびとした行動に出る。ゆっくりとはしていられなくなる。
13
きびきびと万物寒に入りにけり 富安風生
NHK俳句10月号に載っていた俳句、これは。寒くなる秋冬は、季節を余計に感じてしまう。逃げ場がなければ対処するしかない。迎え撃つしかない。万物がきびきびと動く。
14
万物が寒に入る。地上のものは、みな寒に対処しなければならない。寒さが忍び寄るから、急がねばならない。みなが引き締まって、きびきびとした行動に出る。ゆっくりとはしていられなくなる。
11
さすがにまだ炬燵は早かろう。でも、夜明け前などに起きて来たら、ほしくなる。あたたまりたくなる。季節は駆け足をしている。炬燵の掛け布団、敷き布団を押し入れから出して来るのは一苦労。今週はまだ夏にして過ごしてみよう。
12
ベッドの敷き布団は夏ものから秋物に替えてもらった。掛け布団も薄手からやや厚めのに替えてもらった。我が家のハウスキーパー様は季節の変化を先へ先へ読み取って、あれこれ怠ることがない。凄い能力だなあと思う。
9
朝方の気温と昼間の気温の温度差が大きい。体温調節がむずかしい。コントロールに失敗するとたちまちクシャミが衝いて出る。一日に何度もクシャミをする。ちり紙が欠かせない。
10
半袖にするべきか。長袖にするべきか。半ズボンのままでいいか。長ズボンを履くべきか。迷う。朝方していた長袖長ズボンは、昼間には暑くて着替えしなければならなくなる。
7
町の苗物屋さんに行って、注文していた九条ネギの苗を買って来た。50本1束で400円。買い手が多かった。ちょうといまが植え付け時期。苗はしかしまだ幼かった。ほっそりとしていた。成長をする頃には冬場になっていることだろう。
8
やや浅めに溝を掘って植え付けて、少量の土をかぶせ、その上から少量の有機石灰と有機牛糞堆肥を施肥した。のちのち何度も土寄せをして育てる。鍋料理やすき焼き料理には欠かせない。九条ネギは白い部分も青い部分もどちらとも食べておいしい。
5
我が家には白萩が咲いている。枝が細く長く垂れて地面を掃くようにしている。山へ行けば赤い秋萩が咲き乱れていることだろう。芒も白い穂を風に揺らしているだろう。
5
萩が咲く頃にはおはぎを作って仏壇にお供えする。牡丹が咲く頃にはぼた餅を食べる。おはぎもぼた餅も小豆餡(あずきあん)をふんだんに用いる。小豆餡は粒餡(つぶあん)と漉餡(こしあん)がある。どちらも甘くておいしい。
3
われわれは一人残らずこちら岸から向こう岸に渡って行くことになる。その間に、三途の川が流れている。ここを泳いで渡る。泳ぎ切る力がなければ、船を乗せてもらって渡してもらうことになる。
4
その日が近いことを、お彼岸はほのめかして来る。「用意はいいか」「覚悟はいいか」と聞いて来る。覚悟はなくてもあってもいい。心配は無用。ここから先は菩薩さま、如来さまの活躍の場だ。
1
今日は秋分の日。昼の長さと夜の長さが同じ。真東から太陽が上がってきて真西に沈んで行く。これから一日ずつ昼が短くなって行く。
2
秋の彼岸の中日に当たる。お彼岸は、此岸(しがん)の向こう岸にある仏国土を指している。いまは仏国土に暮らす祖先の人々をお偲びし、敬い、お守りお導きを感謝する。