<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

高く飛べ!

2024年03月13日 19時42分54秒 | Weblog

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いい気なもんだ、だ。

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いち早く、ともかくいい気になってしまう、という技がある。先と後を引っくり返すのだ。

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普通は、いい気になれるものが先行して、それを受けて、いい気になる、はずである。

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それが正当な順序なんだが、これを無視して掛かって、まず先にいい気になる。

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するとその後に従って来るものが、その手合いの服装をして現れ出て来るのである。

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「笑う門には福来たる」なんて諺もそれに近いのではないだろうか。福が来やすい条件を作ってあげるのだ。しかめっ面をしてところには、福さんの足がすくんでしまうのかもしれない。

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世の中には<調子者>がいる。そう呼ばれている手合いがいる。これも、後先を引っくり返す術をこころえている。「あいつ調子がいいんだから」と揶揄されるが、誰よりも早く上手い調子をつけて、ともかく楽しいリズムに乗って、先へ行ってしまう。

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いつまでもしかめっ面に執着していることはないのである。そこは早々と切り上げてしまうのがいいのである。

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これも仏教が教えている「転」だろう。転は引っくり返すことだ。チェンジするのだ、あっさり。あっさり理屈抜きで。新境地へジャンプしてしまう。

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イヤに固執しない。イヤに固執しているといよいよイヤになってしまう。落ちた穴を深くしてしまうだけである。

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そこを抜け出してしまう。理屈抜きで、ともかく一目散に。理屈なんて後でつけても良いのである。幸福へハイジャンプ。高く飛べ!

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春になると、有明海ではトビハゼがハイジャンプをする。恋の季節だ。恋へ向かって高く飛ぶのだ!

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なんていい日だ。

2024年03月13日 17時53分11秒 | Weblog

ほっとしている妻がゐてほっとしている猫がゐてなんていい日だ

薬王華蔵

猫がほっとしている理由は分かる。妻がほっとしているからだ。では、妻には何があったからだろう? それは分からないが、分からなくともいいじゃないか。いい日で終われるんだから。

 

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またさよならがセットされる。

2024年03月13日 16時51分07秒 | Weblog

さよならが角を曲がって消えたあと海がざぶんと波を返した

薬王華蔵

生きている間に、さよならは幾つあればすむのだろうね。でもそれで終わりでもないみたい。海がざぶんざぶんと波を返して来る。またさよならがセットされる。

 

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セロリは強い香りを放つ。

2024年03月13日 16時26分10秒 | Weblog

英名はcelery。セロリ。和名オランダ三つ葉。江戸時代にオランダ船が運んで来たかららしい。セリ科の一年草または二年草。原産地はヨーロッパから地中海沿岸とされる。15~20℃の温暖な気候を好む。

畑に出て、黄色く色褪せたセロリの葉っぱを摘んで外した。成長した2株分。畑から戻ってきて、コタツの中に入った後でも、指が臭い。強烈に匂っている。

で、ちょいと調べてみた。

色は緑、淡緑。黄白。30~75cmの高さに伸びる。6月、白い小花を球状に咲かせる。βカロチン、ビタミンB1、B2、カルシウム、鉄分などのミネラル、植物繊維に富む。葉っぱは生食して、胸焼け、利尿などの効能がある。

11月から2月ほどが旬。サラダ、漬物、佃煮、スープ、シチュー、炒め物などの料理、肉や魚の臭み消しなどに使われる。

若い頃に、職場の同僚が、弁当といっしょにセロリの茎をポリポリ食べていたのを思い出した。我が家ではあまり食べない。どうもみな苦手にしているようだ。我が家の畑のセロリは、だから、みな人様に上げている。

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寂しくならなくてもよかっただろうに。

2024年03月13日 15時52分37秒 | Weblog

笑っちゃったよ。僕はヘンだよ。ヘンになるときが何度も何度もある。

お昼、町へ出て、うどん屋さんにうどんを食べました。僕は、葱細切れをたくさんぶっこんで、掻き揚げうどんをごつごつと食べました。590円でした。

隣の席がカップルさんでした。直ぐ近くだから見るともなしに見て、聞くともなく聞いていました。仲良しさんでした。

で、ああ、おれはうどんをいっしょに食べてくれる人さえいないんだなあと思いました。寂しくなりました。うどんを食べながら寂しくなんてならなくてもよかったのに。

で、その僕を見て、<ヘンだな僕は>と思いました。

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いいなあいいなあ いいなあいいなあ

2024年03月13日 12時30分26秒 | Weblog

善哉善哉大薩埵 ぜんざいぜんざい だいさった

善哉善哉大安楽 ぜんざいぜんざい だいあんらうく

善哉善哉摩訶衍 ぜんざいぜんざい まかえん

善哉善哉大智慧 ぜんざいぜんざい だいちえ

真言宗経典 「般若理趣経」より

いいなあいいなあ 教えを行じる修行者はすばらしい。

いいなあいいなあ おおいなる教えから受ける楽しみはすばらしい

いいなあいいなあ おおいなる仏の教えはすばらしい

いいなあいいなあ おおいなる仏の授けたもう智慧の教えはすばらしい

「いいなあいいなあ」と把握できるのはすばらしい。あれもこれもどれもどれでも、「すばらしい」と受領できるのは、いい。いいなあに尽きる。それがそう言えないところにいながら、それをそう言ってみることができるのも、すばらしい。

此処は仏陀の住まわれている世界である。始まりも中頃も終わりもみな「いいなあいいなあ」の世界にしてある。いいなあで始まって、いいなあを深めて、いいなあで帰結する。

わたしがそれにどんなに逆らったとしても。わたしがどんなに非を唱えたとしても、それでもそれでも。わたしがどんなに苦しみに落ちても悲しみを味わっても、それでもそれでもそれでも。此処は仏陀のおおいなる智慧の世界である。それを我が身でさまざまに見て体験している世界である。

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「おでいげ」で検索すると、

2024年03月13日 12時17分02秒 | Weblog

「おでいげ」で検索すると、「おでいげいにおいでおいで」以前に書いていたブログにも行き着けます。いくつもあります。長く長く書いているなあと感心します。「おでいげにおいでおいで」だけでも、18年になります。

「おでいげ」とは「淤泥華」と書きます。「淤泥」は「悪業煩悩の汚泥」です。「苦悩の泥」です。「華」は「蓮の華」を指しています。蓮の華は汚泥に根を下ろしています。そこから栄養をもらっています。そして清らかな華を咲かせます。われわれの苦海穢土を肯定する仏教の、シンボルです。

穢土を転じて浄土にするのが仏教の教えです。

赤い蓮華はパトナ、白い蓮華はプンダーリーカです。

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僕はその間に、138億回生まれて、僕を名乗った。

2024年03月13日 12時07分30秒 | Weblog

宇宙は始まりがあって終わりがあって、始まりも終わりもないときがあって、それからまた始まりがスタートして、終わりを迎えてエンドになって、静寂が訪れて、静寂の後に活動が起動する。その繰り返し繰り返し。繰り返しをもう138億回して、まだ終わらない。

法華経の宇宙観は長い長い宇宙観だ。僕とも長い長いお付き合いだ。

僕はその間に138億回生まれて、僕を名乗った。今回の僕、薬王華蔵はまもなく終了する。

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それでいいから、そうしているのだけど。

2024年03月13日 11時59分11秒 | Weblog

朝はレーズンパンを3分の2食べた。それとバナナを一本。里芋の味噌汁。コップ一杯のミルク。イチゴを1個。それで終わった。

市役所の正午のチャイムが鳴った。お腹は減っていない。いつものように一人でお爺さん留守番をしている。

パリ・オリンピックまでの日数のカウントダウンのように、わたしの終わりの日のオリンピックもカウントダウンされているのだが、それをうっかりしている。

それでいいから、そうしているのだけれど。

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どんな期待もされていない。

2024年03月13日 11時53分37秒 | Weblog

今日は何曜? それが分からない。

今日が何曜だっていいから、それがますます分からない。

月曜のような気もする。火曜のような気もする。水曜のような気もする。

お爺さんはこれで暮れて行く。どの曜日も自由の日。何もすることがない。どんな期待もされていない。

まもなく正午。

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