「牛」のつく駅名といえば、真っ先に思いつくのは故郷の山陰本線・特牛駅。
「特牛」と書いて、「こっとい」と読む難読駅として知られています。
丑年にちなみ、特牛駅をクローズアップしてみようと思います。
(難読駅でも「こっとい」を漢字変換すると1回でできました)
2005年、映画「四日間の奇蹟」で特牛駅を実在しない「伊上畑(いがみはた)駅」として、西田敏行さんと松坂慶子さんが登場しています。
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山陰本線は京都から日本海に沿って幡生(下関)までの日本最長路線ですが、このあたりは本州最西端といったところでしょうか。
特牛駅は1928(昭和3)年9月9日開業、駅舎も当時のままだと思われます。
2001(平成13)年5月の夜10時半頃撮影なので、ちょっと暗くなっています。 今も残る、80年前の木製改札口。
80年前の世界にタイムスリップすれば、和服に下駄の姿をした利用者が多く行き交わしていたかも知れませんね。 なぜか国鉄様式の駅名票がぽつり置かれていました。
左側に見えるシャッターは売店。
この写真は改装前のものですが、今は汽車や角島行きバスを待つを利用者のための畳やテーブル、椅子付きの待合室にリニューアルしたそうです。 ホームから改札口へ見下ろしたところ。
昔は列車が到着するたびに売店の人が切符を回収していましたが、最近は運転士が回収するワンマンカーなので、立つことはなくなったそうです。
山陰本線キャンペーン実施中の入場券。
特牛駅ではなく、長門市駅で販売していました。