1月28日 19:00からテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」。
今回は全国の県境珍百景でした。
・志賀高原スキー場の山小屋(長野県下高井郡山ノ内町)
山小屋の真ん中に県境線が引かれてあり、左側の食堂は長野県、右側の喫茶店は群馬県。
住所表示は長野県なので、もちろん郵便物は長野県の須坂支店が配達。
わざと県境をまたいで建てたのではなく、後の調査で建物の中に県境線が通っているのを判明したそうです。
固定資産税は半分ずつ長野県山ノ内町と群馬県六合村に納めているとのこと。
・短距離で何回も県境をまたぐ埼玉県道9号線 (栃木県・群馬県・埼玉県) この地図はパソコンの地図情報システム「its-mo Navi」で検索し、表示させたものです。
道路沿いの標識も「埼玉県北埼玉郡大利根町」、しばらく走ったところで「栃木県下都賀郡藤岡町」わずか150メートル先も「埼玉県」、数百メートルで「群馬県」。
わずか1.5キロで3県も入り交っている県道は全国唯一だそうです。 この番組を見て思い出したのは西武鉄道池袋線の秋津駅。
ずっと昔、そこに住んでいたころは「ここは東村山市、清瀬市、埼玉県だ!!」とかは細かく意識していなかったのですが、地図を見るとちょうどホームの真ん中あたりが東京都東村山市、清瀬市、埼玉県所沢市。線路も上り池袋方面は17メートル、下り飯能方面は13メートル所沢市になっています。
しかも北口のファミリーマートも建物の真ん中に県境が引かれていますね。
この地図情報システムで東京都の境界線を調べると、住宅の中に東京都と埼玉県の線が引かれているところもかなりありました。
建物の中に県境があると、玄関のある場所がその家の住所表示になるかな?
たとえば、玄関の位置がギリギリ東京都内にはみ出したとすると、めでたく都民。
はみ出た分の建物面積を測量し、その分の固定資産税を支払うことに・・・?
建物が両県にまたがった場合の取り扱いはそこまで検証していないのですが、私の推測ではそうなると思います。
もともと東京府は今のほぼ23区内で、多摩は神奈川縣。東京府の拡大に伴い、ここも東京のブランドが欲しいと多摩地域は県境の変更を何度か繰り返したこともあったそうだ。 1番不思議に思うところは埼玉県の中にある「東京都練馬区西大泉町」。
1周すると200メートルくらい、2軒だけが埼玉県に突き出ているところもありますね。
このあたりの電話は埼玉県の048、水道は新座市、ゴミ収集は練馬区。
なぜそのようになったのかは、いまだに不明。
新座市が西大泉町を編入したいと思っているが、全住民の同意がないとなかなか実施することはできないそうです。
たぶん、前述の都県境の変更を繰り返しているうちにせっかく東京の土地になったのに、いまさら埼玉に戻りたくないとそのままにしてしまった可能性があるかも・・・?(私の推測)